時計と車が大好きなんだ!

時計好き&車好きが昂じてブログを開設しちゃいました。皆様のお役に立てる情報を全力で発信していきます。末永く宜しくおねがいします。

オリエント「MAKOⅡ」と「RAYⅡ」はここが違う‼️について熱く語る

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

オリエント「MAKOⅡ」と「RAYⅡ」はここが違う‼️について熱く語る

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

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左=MAKOⅡ、右=RAY RAVENⅡ(当記事ではRAY RAVENⅡを使用しております)

 

1.外観の違いはここがポイントだ

オリエントのダイバーズ風ウォッチに

がありますよね。

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手前=MAKOⅡ、奥=RAY RAVEN

この2モデルにフォーカスしてその違いを明らかにしていこう、と言うのが今回の記事です。

この2機種、パッと見はよく似ていますがよく見ると細かい点でデザインが異なっているんです。

その違いを見ていきましょう。

(※当記事の画像ではRAYⅡの説明にRAY RAVENⅡを使用しておりますが外装の色以外は同じですので悪しからずご容赦ください)

 

ぶっちゃけ、心臓部であるムーブメントとボディであるケースは同じパーツを使用しているんですよね。

だから防水性能や公称日差などのスペックは全く同じなんです。

なので「違い」と言うのは主に「デザイン面」であげられますね。

 

MAKOⅡ」と「RAYⅡ」の関係を車で例える

のような関係、と言ってもいいでしょう(笑)

(すみません、最近の若い方にはピンとこないかも・・・)

 

ま、要は「主要なパーツは共用して、外装のデザインで違いを演出していますよ」と言うことですね。

 

じゃあ、どんなところが違っているのでしょうか?

 

一番わかりやすい違いは「インデックス」ですね。

 

インデックスの違い

  • MAKOⅡ→バーインデックス+12時、6時、9時がアラビア数字
  • RAYⅡ→ドットインデックス+12時、6時、9時がバーインデックス

となります。

これがデザイン上の一番大きな相違点である、と筆者的には思っています。

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次に目に付く相違点はベゼルの「文字サイズ」や「点々(←コレ、なんて言うのでしょうか?)」ですね。

 ベゼルの文字サイズ

  • MAKOⅡ→小さい
  • RAYⅡ→大きい

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ベゼルの「点々(なんて言うの?誰か教えて・笑)」

  • MAKOⅡ→10分まで
  • RAYⅡ→15分まで

となっていますね。

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デザイン面での違いの最後は「針の形状」ですね。

針の形状

  • MAKOⅡ→単なるリーフ型。リーフの先端は三角形で終わっている。秒針にルミブライトはない
  • RAYⅡ→短針に限りリーフ型の三角形の先端から更に針状のものが突き出ている。且つ根元でアクセントが入っている。秒針にはルミブライトが塗布されている

となっています。

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この違いをしっかりと頭に入れておけば「あ、あの人が付けているのはMAKOⅡだな」とか「おや、君が手にしているのはRAYⅡではないか」といった会話ができるようになります。

ぜひ、活用してみてください(笑)

 

2.ブレスの違いはここがポイント

ブレスは2機種とも「3連ブレス」となっておりますが、よ〜く見るとここにも違いがあるんですね。

 

ブレスの違い

  • MAKOⅡ→3連ブレスで表面は全体にヘアライン仕上げ
  • RAYⅡ→3連ブレスの中央のコマの両サイドがポリッシュ仕上げ、そこ以外はヘアライン仕上げ

本当、よく見なければ気付かないような違いですね。

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共通のブレスを使用することも可能だったでしょうけど、RAYⅡのブレスにあえてポリッシュ仕上げをしてデザイン上の違いを演出しているってところに、オリエントの芸の細かさが見て取れますね。

 

3.ムーブメント

先にも述べましたが、時計の心臓部ともいえるムーブメントはMAKOⅡもRAYⅡも「F6922」を使用しています。

この「F6922」と言うムーブメントは

  • ハック機能つき
  • 手巻き機能つき

になります。

 

「F6922 」が出るまでのオリエント の普及帯モデルに搭載されていたムーブメントには「46943」が使用されていました。

 

この「46943」は、実に40年もの長きにわたってオリエントの時計に搭載されていたムーブメントになりその採用年月から見ても、これがいかに信頼性の高い優秀なムーブメントであるかが判ります。

 

しかし、この優秀なムーブメントには「ハック機能無し、手巻き機能無し」と言う欠点がありました。

そこでオリエントは「46943」をベースにして「ハック機能・手巻き機能」を持ったムーブメントを開発しました。

 

それが「F6922」になります。

 

なにせ、40年以上も生産され続けてきた「信頼の46943」がベースになっているわけですから、「F6922」の信頼性も「言うに及ばず、推して知るべし」と言ったところでしょうか。

 

4.国産?海外製? 

さて、ここが悩ましいところです(笑)

 

筆者の調べた範囲では

  • MAKOⅡ→国産と海外製の2種類が存在する
  • RAYⅡ→海外製だけ?

だろうと思われます。

 

以前の記事にも紹介しておりますが

  • 「SAA」で始まる型番は国産
  • 「FAA」で始まる型番は海外製品

と言うルールがあるようです。

 

 このルールに当てはめて「MAKOⅡ」と「RAYⅡ」の型番を眺めてみると、「MAKOⅡ」には「SAA」も「FAA」のあるのですが「RAYⅡ」には「FAA」しか見当たらないんですよね。

 

本当に「RAYⅡ」には国産モデルは存在しないのか?と言う疑問が頭からずっと離れなくて、暇さえあればあちこちググって調べているんですが、いまだに「RAYⅡの国産モデル」の存在を確認できておりません。

 

なので、現時点(2020年5月)では「RAYⅡは海外製品だけかもしれませんね」というちょいと弱気な発言しかできません・・・。

 

この点についてはこれからも追跡調査を継続して参ります。

そして明確な回答を入手できれば、改めて当ブログでご報告したいと思います。

 

5.まとめ

今回は

オリエント「MAKOⅡ」と「RAYⅡ」はここが違う‼️について熱く語る

と題してお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

こうやって違いを並べると、RAYⅡの方がMAKOⅡに比べて少々高額で流通されている理由がなんとなくわかってきました。

  • 秒針のルミブライト
  • ブレスのポリッシュ仕上げ

はRAYⅡにはありますがMAKOⅡにはありません。

 

なので、この辺の「手間賃?」的なものがコストに反映されているんでしょうね。

 

スペック的には全く相違のない両者ですので、どちらをチョイスするかは「デザイン面での好み」に分かれますね。

  • バーインデックスが好きな方は「MAKOⅡ」
  • ドットインデックスが好きな方は「RAYⅡ」

といった感じでしょうか。

 

MAKOⅡ」も「RAYⅡ」も性能面では日常使いとして全く申し分のない時計です。

  • 防水は200m
  • ハック機能あり、手巻き機能あり

でどちらをチョイスされても不満はないかと思います。

 

なので、「カッコいいな!」と思った方をチョイスすると言うことでいいのかな、と思います。

まあ、筆者は両方とも甲乙つけがたくて結局どちらも入手しちゃったんですが・・・。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

MAKO

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【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(後編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(後編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

 

 

1.前編のおさらい

前編では

  • プレザージュには「プレステージライン」と「ベーシックライン」の2つの路線がある。
  • 「SARY057」は「ベーシックライン」に含まれ、その中でも最廉価版のモデルになる。
  • 実売価格は3万円を切る。
  • しかし,装備は豪華だ(日本製、4R36、サファイアガラス
  • 外観の仕上げは美しく、とても3万円を切る時計には見えない
  • 機械式時計の入門には最適

というお話をいたしました。

それではここから後編に行きたいと思います。

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外観の仕上げはため息が出るほど美しい

 

2.ムーブメント

「SARY057」に搭載されているムーブメントは「4R36」になります。

プレザージュの「ベーシックライン」に該当するモデルの型番は全て「SARY」が割り当てられているようです。

 

そのSARYシリーズに搭載されているのが「4R系」のムーブメントになります。

 

高級路線の「プレステージライン」には「4R系」の上位ムーブメントである「6R系・6L系」や「8R系」、さらにスプリングドライブなどが搭載されているのですが、「SARY」はベーシックラインですので普及帯のムーブメントである「4R系」が採用されています。

 

ちなみに、末尾二桁の数字によって下記のように分類されています。

  • 4R35=3針+日付表示
  • 4R36=3針+曜日表示+日付表示
  • 4R37=3針+24時間針
  • 4R38=3針+オープンハート
  • 4R39=3針+オープンハート+24時間針

「4R系ムーブメント」ってバリエーションがなかなか豊富ですね。

 

「4R系」には「7S系(旧セイコー5でお馴染みの)」とは違って

  • ハック機能
  • 手巻き機能

が備わっていますので実用上はなんの不満もありません。

そう言えばリローンチモデルのセイコー5にも「4R36」が搭載されていますね。

 

「SARY」に搭載されている「4R系」はローターが金色に加工されておりまして、裏スケの窓から金色が見えるたびに妙なゴージャス感に浸れます(笑)

他のモデルに搭載されている「4R系」のローターは単なるシルバーなんですよね。

同じ「4R系」でもちょっとお得な気分!(笑)

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金色ローターがゴージャスさを演出してくれる

 

「4R系ムーブメント」はこれからのSEIKOの5万円以下の普及帯モデルの主力ムーブメントとなっていくことでしょう。

(以前の「7S系」のようなポジションになっていくのではないか、と筆者は思っています)

 

普段使いしている中での精度ですが、月曜の朝に時刻合わせをしてそのまま金曜まで使い続けて(週の途中で時刻合わせはしていません)、金曜の夜に確認したら「約6秒進んでいた」と言ったところでした。

近いうちに測定試験を実施してみたいと思います。

 

3.各種寸法

では、各種の寸法を見ていきましょう。

  • ケース径:41.6ミリ
  • ケース厚:11.6ミリ
  • ラグ幅:22ミリ
  • ラグ〜ラグ間:48ミリ

(以上、筆者測定による)

 

ケース径が40ミリを超えるので数値上は「結構大きいのかな」と思いましたが実際に腕に巻いてしまうと、それほどの大きさは特に感じませんでした。

 

むしろ「ちょうどいい大きさだな」というのが実感です。

 

文字盤が見やすいので視認性もバッチリです。

 

4.姉妹機の紹介

ここでは「SARY057」と同じ価格帯で販売されているプレザージュを「姉妹機」と定義してご紹介します。

「SARY057」との相違点だけを記載しますね。

 

SARY051

  • 文字盤が白
  • オープンハート

 

SARY053

  • 文字盤が黒
  • オープンハート

 

SARY055

  • 文字盤が白

 

SARY056

  • 文字盤が濃いブラウン
  • リューズ、ベゼル、3針、デイデイト窓の枠、ブレスの中央のコマがピンクゴールドメッキ

 

5.まとめ

今回は

【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(後編)

と題してお送りしました。

いかがでしたでしょうか?

  • 日本製
  • ハック機能&手巻き機能付きのムーブメント
  • サファイアガラス
  • 丁寧に磨き上げられた鏡のようなケース
  • エレガントなオーラのドルフィン針
  • 100m防水(←これ、前編でも後編でもすっかり書くのを忘れてました)

などなど、「いいな」と思った点をあげればキリがないですが、このスペックを有しておきながら「2万円台で購入できる」というのは本当にコスパの良い時計だと思います。

 

ビジネスシーンで大活躍間違いなし、は当然としてオフシーンでも全く違和感なく活躍してくれるモデルだと思います。

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1本あれば、さまざまなシーンで活躍してくれることでしょう

 

「前編」でも書きましたが、これから社会に出ようとする若い方々に、是非とも持っておいてほしい1本ですね。

 

「SARY」で機械式時計の魅力に気づいていただければ幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

※2020年6月現在、SARY057の販売価格は4万円代になっております。

2万円代での販売は無くなっているようです。

同じシリーズでオープンハートのSARY053が最安値(=3万円代)となっております。

記事の内容が古くなってしまい申し訳ございません。

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【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(前編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(前編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

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SEIKO SARY057 プレザージュ この仕上がりはとても2万円台とは思えない・・・


 

 

 

1.「プレザージュ」について

みなさん、セイコー「プレザージュ」と言う時計をご存知でしょうか?

ここで「プレザージュ」について少々ご説明いたしますね。

 

開封動画はこちら↓

youtu.be

 

セイコーの中にはいろんなブランドがございます。

メーカーHPによりますと

などのブランドがラインナップされています。

 

こうして並べてみると、セイコーのブランドって結構あるものなんですね。

 

「プレザージュ」はこれらセイコーのブランドの中の一つになります。

 

その「プレザージュ」の中にも2つの路線がありまして

という構成になっています。

 

「プレザージュ」に使用されているムーブメントは

  • スプリングドライブ
  • 機械式

の2種類のみです。

 

クォーツ式のムーブメントは「プレザージュ」には使用されておりません。

 

価格の話をしますと、「プレザージュ」の高級路線である「プレステージライン」のハイエンドモデルには、なんと50万円を超えるものまであります。

グランドセイコー よりも高額なモデルがある、と言うことですね。

 

そう言うハイエンドモデルだけを見てしまうと「ええ!50万円超えるの?プレザージュってとっつきにくいモデルなの?」と思われるかもしれませんが、あにはからんや、どうしてどうして、実はなかなかお得なモデルも存在するのですよ。

 

それが今回ご紹介するモデル「SARY057」になるんです。

 

この「SARY057」は参考価格が41,040円とのことなのですが、Amazonなどの実売価格はなんとアンダー3万円!の「29,566円」なんです(令和2年4月現在・筆者調べによる)

 

どうですか?めちゃくちゃお得だと思いませんか?

 

「そんだけ安いと、結局は『安かろう・悪かろう』でしょ?」とお思いになられるかもしれませんが、そんな心配は一切ご無用です!

 

まず簡単にスペックをご紹介しますね。びっくりしますよ。

  • なんと「MADE IN JAPAN」
  • 風防は傷のつきにくい「サファイヤガラス」
  • ムーブメントは「4R36」
  • 多面カットのSUS製ドルフィン針
  • 同じく多面カットのSUS製バーインデックス
  • ポリッシュ仕上げのベゼルとケースサイド(2段カットの上段)

なんです。びっくりでしょ?

 

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「MADE IN JAPAN」の印字が所有欲をくすぐってくれる

これだけのスペックを有しているのに「2万円台で購入可能」ってところが、本当にお得ですよね。

 

「MADE IN JAPAN」ってだけで、もうテンションMAXですわ(笑)。

 

風防は傷のつきにくいサファイアガラスだし、ムーブメントはハック機能&手巻き機能がついた「4R系」が搭載されているし、もうこんなに至れり尽くせりでアンダー3万円って、セイコーさん、どうしちゃったの?採算とれてるんですか?と逆に心配になるほどのクオリティなんですよね。

 

入門機である「ベーシックライン」のモデルの型番は全て「SARY」が用いられているようです。

今回ご紹介している「SARY057」は、その型番からも判ります通り「ベーシックライン」なのですが、その中でも「最廉価版」のモデルなんですよ。

 

もうこれ以上安いプレザージュはない(笑)、と言うくらいの位置付けのモデルなんです。

にもかかわらず、このクオリティー・・・。

 

もうセイコーの技術力に脱帽ですわ。

 

「プレザージュ」全般に関する概要はこの辺にして、そろそろ詳細を見ていきましょう。

 

2.外観の特徴

全体のシルエットをパッと見てすぐに感じられるのは、SEIKOのデザインポリシーを忠実に守っているな、と言う点です。

 

特にケース上面からケースサイドに至るまでの形状は、まさに「SEIKO」を感じさせる仕上がりになっています。

ケースの肩の部分が斜めにカットされていて、その下に垂直にカットされた面が続くようになっているラインなどは、本当にSEIKOのデザインそのものですね。

 

文字で書くとなんのこっちゃ?と言う感じですが(笑)写真で見ていただくと一目瞭然ですね。

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SARY057のシルエットは、セイコーのデザインポリシーを忠実に具現化している

 

で、斜めカットの部分はポリッシュ仕上げがされており、鏡のように反射がすごいんですよ。

光に当たるとキラキラまぶしてくしかたないです。

ベゼルもピカピカにポリッシュ仕上げがされており、これまたキラキラ反射して眩しさに拍車をかけています。

 

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ケースの上面が斜めカットされており、その部分がミラーポリッシュに加工されている。また、ベゼルも同様にミラーポリッシュ加工が施されており、もう全身から発するキラキラが半端ない

 

リューズの部分について見ていきましょう。

  • リューズガードなし
  • リューズの表面には「S」の文字
  • ねじ込み式ではない

と言った感じです。

 

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リューズには「S」の刻印がある。これだけで高級感が溢れてくる感じがする

 

文字盤を見ていきましょう。

風防は傷のつきにくいサファイアガラスです。

 

セイコー5などでしたら「ハードレックスガラス(ミネラルガラスの強化版)」なのですが、さすがはプレザージュ、惜しげもなくサファイアガラスを装備しています。

 

文字盤は吸い込まれるような深い黒色です。

 

その黒文字盤の上に多面カットされたバーインデックスが整然と並べられています。

 

そして時分針は多面カットされた「ドルフィン針」が使われています。

いいですねえ、ドルフィン針

 

ドルフィン針の形状を見てるだけで「落ち着き感」と言いますか、エレガントな雰囲気が漂ってくるように感じるのは筆者だけでしょうか・・・。

 

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多面カットのインデックスに、同じく多面カットのドルフィン針。エレガントなオーラが止まらない・・・

バーインデックスもドルフィン針も多面カットされているので光をキラキラと眩いほどに反射してくれます。

 

日中、屋外でこの輝きを見た時は感動しましたよ、マジで・・・。

 

黒文字盤の上に、輝くドルフィン針が配置されているので「視認性」は申し分なしです。

一瞥しただけで「あ、○時○分だな」とすぐに認識できます。

 

これはすごいですよ。

 

で、夜もちょっとした明かりがあれば、その明かりに反射して時間が読み取れます。

 

ま、トリチウムガスライトやインディグロナイトライトのようなギミックには劣りますが、逆に、そう言ったギミック無しで少々の明かりさえあれば確認できる、と言うのは驚くべき事ではないでしょうか。

 

 

ブレスを見ていきましょう。

ブレスは3連ブレスとなっており、表面はヘアライン仕上げで側面はポリッシュ仕上げになっています。

 

コマとコマのつなぎ目の部分は、コマの角が平滑にポリッシュ加工されており、そこがキラキラと光を反射してエレガントさを演出してくれています。

 

バックルは3つ折れサイドプッシュ式で「SEIKO」の文字が刻印されています。

 

セイコー5スポーツのような「ダブルロック式」にはなっていません。

 

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3連ブレス、表面はヘアライン仕上げ。しかし、コマとコマのジョイント部分にはミラーポリッシュ加工が施されており、腕に巻いた時にキラキラと光を反射する

 

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ブレスサイドはミラーポリッシュ仕上げ。光の反射が半端ない

 

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バックルには「SEIKO」のロゴ。3つ折れサイドプッシュ式だ

 

 

ケースの裏面を見ていきましょう。

ケースの裏面はシースルーバックになっています。

 

この部分のガラスには「ハードレックス」が使用されています。

 

ムーブメントは「4R36」が使用されているのが判ります。

 

ローターには金色の加工が施されています。

ぱっと見、金色加工されているだけでエレガントな感じがします(笑)

 

他の時計に搭載されている「4R系」ムーブメントのローターはシルバー色が多いように思いますので、このSARY057のように「金色」のローターって4R系の中では結構珍しい部類に入るかもしれませんね。

 

「プレザージュ」の高級路線である「プレステージライン」の方のモデルには、4R系の更に上位の「6R系」や「8R系」のムーブメントが搭載されています。

 

「ベーシックライン」のSARYシリーズには全て「4R系」で統一されているようですね。

この辺りのお話は「後編」で熱く語りたいと思います。

 

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ローターが金色に加工されていて、少しゴージャス

 

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ローターの左端に「4R36」の印字が見える


 

3.まとめ

今回は

【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(前編)

と題してお送りいたしました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

プレザージュの中では最も安いモデルになるのですが、その作りや仕上げはビックリするくらいのハイクォリティーになっております。

 

パっと見ただけでは、とても2万円台の時計には見えませんよ。

 

この仕上がりの時計が2万円台で手に入るなんて、もう驚きしかないですわ。

 

「お得ですね」と言ってしまえばそれまでの事なのですが、そんな一言で片付けるのが惜しいくらいの時計です。

 

本当にお勧めです。

 

特に、来年の就職に向けて活動される学生の皆さんには是非ともお勧めしたい1本ですね。

 

面接官って結構身につけているものを観察してる、って聞きますしね。

 

ま、面接で一番肝心なのは「人間の中身」ですので、そこをしっかりと磨いてもらうのは当然なのですが、でも、「第一印象」ってのも大切であることには昔も今も変わりはありません。袖口にちらりと見える時計で、その人の印象が変わるのであればこう言った時計を身につけて「第一印象を爽やか&実直」に見せるってのも作戦の一つではありますよね。

 

 

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SARY057 を身につけているだけで、誠実な印象が伝わりそうだ


 

後編では

  • ムーブメント
  • 各種寸法
  • 姉妹機の紹介

などについて熱く語りたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

※2020年6月現在、SARY057の販売価格は4万円代になっております。

2万円代での販売は無くなっているようです。

同じシリーズでオープンハートのSARY053が最安値(=3万円代)となっております。

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【TIMEX】EXPEDITION SCOUT METAL 安価でミリタリーなかっこいいヤツ‼️ について熱く語る(後編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

TIMEX】EXPEDITION SCOUT METAL 安価でミリタリーなかっこいいヤツ‼️ について熱く語る(後編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

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EXPEDITION SCOUT METAL(社外品の金属ブレスに交換しています)

 

 

 

1.前編のおさらい

前編では

  • TIMEX社の歴史
  • 外観の特徴
  • インディグロ・ナイトライト

についてご紹介しました。

いかがでしたか?

 

記事を書いている自分で言うのも何ですが、一番の驚きはTIMEX社(の前身)が産声を上げた年の日本が結構えげつない事になっていた、って点でした。

 

激動の年だったんですね・・・。

 

それでは、後編に入りましょう!!

 

EXPEDITION SCOUT METAL の開封動画はこちら↓ 

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2.ムーブメント

TIMEXのムーブメントには機械式とクォーツ式の2種類がラインナップされています。

 

TIMEX社の製品のほとんどはクォーツ式モデルになりますね。

(機械式を搭載しているモデルは少数です)

 

今回ご紹介している「EXPEDITION SCOUT METAL」もクォーツモデルになります。

 

過去の記事「タイメックス】金属ブレスのエクスペディションフィールドレンジャー!! について熱く語る」でも書きましたがTIMEXに使用されているクォーツムーブメントの型番が、全く不明なんですよね。

 

こちらをご覧ください↓

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唯一判明しているのが、このクォーツムーブメントが「フォリピン製」と言うことだけなんです。

 

更に深い記事を書きたいので、せめてムーブメントの型番が判れば嬉しいのですが・・・。

 

精度については「さすがはクォーツ」と言ったところですね。

このところほぼ毎日使っていまして、日差は大体2秒ほどの遅れのようです。

 

そのうち計測テストを実施してその結果を記事にしてご紹介したいと思います。

 

3.各種寸法

  • ケース径:40ミリ
  • ケース厚:10ミリ
  • ラグ幅:20ミリ
  • ラグ〜ラグ間:48ミリ

(以上、筆者測定による)

 

ケース径が40ミリと言うのは今の時流に乗った寸法ですね。

大きくもなく小さくもなく、ほど良い寸法だと思います。

 

40ミリのケース径を活かした文字盤は非常に視認性にも優れていますね。

 

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ケース径が40ミリあるので文字盤も読みやすく、視認性は抜群だ

 

4.姉妹機の紹介

「EXPEDITION SCOUT METAL」の姉妹機をご紹介します。

 

TW4B01900

  • ケース:ガンメタリック
  • 文字盤:黒色盤+白文字
  • 針:長針短針は白、秒針がオレンジ
  • ベルト:黒色 革製

 

TW4B01700

  • ケース:ガンメタリック
  • 文字盤:黒色盤+ちょっとアイボリーの白文字
  • 針:長針短針秒針とも白
  • ベルト:茶色 革製

 

TW4B11100

  • ケース:ガンメタリック
  • 文字盤:青色盤+白文字
  • 針:長針短針秒針とも白
  • ベルト:茶色 革製

 

TWG016100

  • ケース:シルバー
  • 文字盤:黒色盤+白文字
  • 針:長針短針秒針とも白
  • ベルト:茶色 革製(NATOベルト)

 

T49961

  • ケース:ガンメタリック
  • 文字盤:黒色盤+白文字
  • 針:長針短針は白、秒針が黄色
  • ベルト:グリーン ナイロン製

 

T49962

  • ケース:シルバー
  • 文字盤:黒色盤+白文字
  • 針:長針短針秒針は白
  • ベルト:カーキ ナイロン製

 

このほかにも、クロノグラフ機能のついたモデルなどもあります。

 

「インディグロ・ナイトライト」は全てのバリエーションに共通して装備されていますよ。

 

「EXPEDITION SCOUT METAL」は人気の高いモデルだけあって、結構多岐にわたって展開されているんですね。

 

どのモデルも安価でミリタリー感があってかっこいいですね。

 

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インディグロ・ナイトライト。意外と重宝する装備だ

 

5.カチコチ音について

TIMEXのクォーツ腕時計でよく言われていることが「カチコチ音が聞こえる」と言う点です。

 

この話は「本当」です。

 

筆者の手元には

  • EXPEDITION FIELD RANGER
  • EXPEDITION SCOUT METAL

の2本がありますが、どちらも「カチコチ音」が聞こえます。

 

厳密には「カチコチ」ではなく「チッ、チッ、チッ、チッ」と言う感じですかね・・・。

 

夜中に耳を澄ませばようやく聞こえてくる、と言う程度なので決して耳障りなものではなく、むしろ、現代の腕時計には無いある意味「ノスタルジック」な雰囲気を演出してくれるエッセンスのようなものだ、と個人的には好印象を抱いています。

 

6.まとめ

今回は

TIMEX】EXPEDITION SCOUT METAL 安価でミリタリーなかっこいいヤツ‼️ について熱く語る(後編)

と題してお送りいたしました。

いかがでしたか?

 

TIMEXの腕時計全般に言えることですが、

  • 安価なモデルが多い
  • どのモデルも視認性が抜群
  • インディグロ・ナイトライトを装備したモデルが多い
  • ミリタリーテイストを纏ったモデルが多い
  • カッコいいモデルが多い

と言った特徴があげられるかと思います。

 

 ですので、お財布にも優しく「あ、いいなコレ」と思った時が買い時かと。(笑)

 

聞くところによるとTIMEXの時計は全世界で3人に一人が持っている、とのことですが、こうやって特徴を並べてみるとそのウワサにも納得できますね。

 

EXPEDITION SCOUT METALに関していえば、文字盤の色違いで選んでもよし・針の色違いで選んでもよし・ベルトの材質の違いで選んでもよし・ベルトの色違いで選んでもよし、どれもこれも魅力的なモデルばかりです。

 

皆さんも「EXPEDITION SCOUT METAL」をおひとつ入手して「3人の中の一人」になりませんか?

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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【TIMEX】EXPEDITION SCOUT METAL 安価でミリタリーなかっこいいヤツ‼️ について熱く語る(前編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

TIMEX】EXPEDITION SCOUT METAL 安価でミリタリーなかっこいいヤツ‼️ について熱く語る(前編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

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全身からミリタリー感が溢れている。単純にカッコいいと思う

 

 

 

1.TIMEXという会社について

以前の「【タイメックス】金属ブレスのエクスペディションフィールドレンジャー!! について熱く語る」の記事に次いでTIMEXとしては2本目の記事になります。

 

開封動画はこちら↓

youtu.be

 

 「EXPEDITION FIELD RANGER(エクスペディション フィールドレンジャー)」だけでは物足りなくなって、ついつい2本目のTIMEXを買っちゃいました。

 

今回購入したのは「EXPEDITION SCOUT METAL(エクスペディション スカウトメタル)」というクォーツモデルになります。

 

何と言っても「安い」からお財布にも優しい!

なので2本目も躊躇なく買っちゃいました(笑)

 

いや〜、全身からミリタリー感が溢れててかっこいいですね。

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真鍮ケースがカッコいい

 

ここで「TIMEX」という会社についておさらいしましょう。

 

TIMEX社はアメリカの時計メーカーです。

 

アメリカで発祥した時計メーカーのほとんどが消滅して行くなか、現代まで唯一生き残っている会社だそうです。

 

そのためか、TIMEXの時計を「生粋のアメリカ産の時計」ということで米大統領ビル・クリントンジョージ・ブッシュが身に付けていました。すごいね!

 

1854年コネチカット州ウォーターベリーで創業した「ウォーターベリー・クロック・カンパニー」という会社がTIMEX社の前身になるそうです。

 

余談ですが1854年といえば日本では

という、とんでもなく激動の年だったんですね。

 

ちなみに、1854年はまだ徳川幕府の政権です。

 

そんな年にTIMEX社の元となる会社が産声を上げたのでした。

 

それから倒産やら買収やらが色々とあって、1944年にUSタイムスという社名になりました。

 

その後、USタイムスはスイスの時計メーカーのブランドであった「TIMEX」を買収し、1950年から自社のブランドとして販売するようになりました。

 

つまりTIMEXという名称は元々はスイスの時計メーカーのブランドの名称だったんですね。

 

1969年には、社名をUSタイムスからTIMEXに変更しました。

そして今に続く、というわけですね。

 

会社としては紆余曲折が繰り返されたようですが、とにかく歴史のある会社だったんですね。

(日本で徳川幕府時代に創業して現在まで残っている企業って何社あるんでしょうか?)

 

TIMEX社は、その前身である会社の頃から「ダラーウォッチ(=1ドルで買える時計)」を製造販売しており「安くて丈夫な時計を作って販売する」ということを経営の柱としてきたようです。

 

ベトナム戦争の時には、「ディスポーザブルウォッチ(=壊れたら使い捨てる)」としてTIMEX社の自動巻3針の腕時計が軍から軍用時計として米兵に支給されました。

 

余談ですが、その当時の軍用時計を現代の技術を使ってリニューアル(=クォーツ化)したモデルが「キャンパー」になるそうです。

「EXPEDITION SCOUT METAL」にミリタリー感があるのは、そもそもが制式軍用時計を扱っていた会社だったから、そう言った雰囲気を出すのは「お手の物」だったんですね。

 

納得です。

 

2.外観の特徴

今回購入したモデルは「TW4B01800」という型番になりまして、本革ベルト仕様のモデルになります。

 

外観の特徴としては真鍮製のケースのヘアライン仕上げ、と言ったところでしょうか。

 

通常、時計のケースとくれば世界中のほとんどのメーカーがステンレス製を採用していますよね。

 

最近ではチタン製、というのもあるようですが・・・。

 

でもTIMEXは真鍮製のケースにこだわりを持ち続けているんですね。

 

真鍮独特の柔らかくて、ちょっと鈍い輝き、そして無骨なオーラ、これぞ真鍮ケースの醍醐味ですよね。

 

ミリタリーウォッチにはこう言った要素が似合いますよね。

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真鍮という素材が独特の質感を醸し出している。かっこいい

 

本革ベルトの表面はサラッとしていて腕にすんなりと馴染みました。

ただ、写真でもうお気づきかと思いますが「金属ブレス」に交換してます。

 

例の「格安ブレス」です(今回はラグ幅20ミリのものを購入しました)。

 

本革ベルトが、思いのほか「カジュアルすぎ」てですね、会社につけて行くのがちょいと恥ずかしかったんですね。

 

それで慌てて金属ブレスを購入した次第。

 

こちらの交換作業も近いうちに記事にします。

 

文字盤は青?紺?、う〜ん、何とも表現しづらい色です(笑)。

 

これ、何という色なんでしょうか?

 

その青?色の上にアラビア数字で24時間分が印刷されています。

 

アラビア数字の外周部にはバーインデックスが印刷されています。

 

長針短針秒針ともに「白」色です。長針短針には夜光塗料が塗られています。

 

長針短針の先端はググ〜と絞られて細くなり、インデックスをきっちり指し示すようになっているので時刻が非常に読みやすいです。

 

いや〜、徹底的にミリタリーだわ、うん。

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本物の軍用時計を作っていただけあって、そのDNAが濃く現れている

 

3.インディグロ・ナイトライトについて

TIMEXといえば「インディグロ・ナイトライト」ですね。

 

リューズを押し込めば、文字盤全面が裏側から発光する、というギミックです。

 

これ、夜間に目が覚めた時に「今、何時だ?」って確認するときに便利なんですよね。

 

時計本体の価格から考えると「インディグロ・ナイトライト」というギミックはコスパが良いですね。

 

TIMEXは3,000円程度の時計にも「インディグロ・ナイトライト」を装備していますもんね。

 

これ、暗闇の中では本当に重宝するんですよ。

 

GーSHOCKとかはLED照明が主流ですよね。

 

LED照明は「直接的に文字盤を照らす」のでイマイチ、ムードに欠ける感じがします。

 

ですが、インディグロ・ナイトライトは文字盤を裏側から照らすことで暗闇の中に文字盤全体がほんのりと浮かび上がるように灯ります。

 

これが絶妙にカッコいいんですね。

 

意味もなく夜中に何度も光らせてしまいます(笑)。

 

いわゆる「ELバックライト」の類だと思うんです。

(筆者が2000年に購入して、20年来使用してきたカシオのティンバークルーザーにも同じ機構が装備されていました。

ですが、その後のカシオの主流はLEDに移行してしまい、現在のカシオのモデルでELバックライトを採用している機種はないと思います)

 

「インディグロ・ナイトライト」、いいですよ。結構気に入ってます。

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これが「インディグロ・ナイトライト」だ。ムードがあってカッコいい

 

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見えるかな?インディグロを消すと針の夜光塗料がほのかに光る

 

4.まとめ

今回は

TIMEX】EXPEDITION SCOUT METAL 安価でミリタリーなかっこいいヤツ‼️ について熱く語る(前編)

と題してお送りいたしました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

TIMEXはどのラインナップも安価で、かつデザインもいいので本当に魅力的なんですよね。

 

後編は

  • ムーブメント
  • 各種寸法
  • 姉妹機の紹介
  • カチコチ音について

をお送りする予定です。

ご期待ください。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

筆者の購入したモデル「TW4B01800」のページがうまくリンケージできませんでしたので姉妹機のページをリンクしております。

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【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(後編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(後編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

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オリエント「RAY RAVEN 2」


 

 

1.ムーブメント

「RAY2」、「RAY RAVEN2」に搭載されているムーブメントは「F6922」になります。

これは

  • ハック機能付き
  • 手巻き機能付き

となっていて、日常生活で非常に使いやすいムーブメントです。

 

MAKO2」の記事にも書きましたが、初代の「MAKO」や「RAY」や「RAY RAVEN」には「46943」というムーブメントが搭載されていました。

 

このムーブメントはオリエント社で40年以上も生産され続けていた主力ムーブメントで、その驚異的な生産年数から見ても分かる通り、信頼性に優れたムーブメントであったことは確かでしょう。

 

ただ、「ハック機能が無い」「手巻き機能が無い」といった部分はどうしてもデメリット、と感じざるを得ません。

 

まあ、慣れたら問題ない、と言ってしまえばそれまでの話ではあるのですが・・・。

 

実際問題、セイコー5の7S系ムーブメントには手巻き機能もハック機能も無いですが、問題なく使えていますので・・・。

 

しかし、手巻き機能にしろハック機能にしろ、無いよりは有った方が格段に便利であることは間違いありません。

そこで、オリエント社は手巻き機能とハック機能を備えたムーブメントを「46943」をベースにして開発することにしました。

 

そうして出来上がったムーブメントが「F6922」というムーブメントです。

 

46943ムーブメントを「46系」と呼称するのに対し、F6922ムーブメントは「F6系」と呼称するようです。

このF6922ムーブメントの実力を「MAKO2」を使って実際に検証しました。

その時の動画がコレです↓

youtu.be

検証条件は次のとおりです。

  • 静置状態で24時間
  • 腕につけて日常生活の中で使用して24時間

結果としては

  • 静置状態で+15秒
  • 腕に巻いて日常使用で+13秒

という成績でした。

 

これは15,000円を切るような価格帯の機械式時計のムーブメントとしては非常に優秀なスコアである、と思うんですよね。

 

ま、個体差というのもあるとは思いますし、検証試験だってまだ1回しか実施していませんので今後、さらに回数を増やすのと「MAKO2」だけでなく「RAY RAVEN2」も使ってサンプリングを増やしていく必要があると思っています。

 

今後の検証結果については、このブログで追加報告させていただきます。

2.各種寸法

  • ケース径=41.4mm
  • ラグ幅=22mm
  • ラグ〜ラグ間=46mm
  • ケース厚=13.1mm

となっています。

ケース径が40mm超なので「大きすぎかな?」とも思いましたが、実際に使用した感想ではそれほどの「ゴツさ」というのは感じませんでした。

(ちなみに筆者の手首まわりは16.5cmです)

 

3.姉妹機の紹介

「RAY RAVEN2」には姉妹機と呼べるモデルは存在しない、といった方が正解なのかな、と思います。

 

例えば「同じPVD加工された真っ黒なモデルで文字盤だけが色違い」とか「同じPVD加工された真っ黒なモデルで革ベルト仕様」とか、そういったモデルがあれば「あ、それが姉妹機ですね」と言えるかと思いますが「RAY RAVEN 2」にはそういった派生モデルというのが存在しないんです。

 

強いて挙げるならば「RAY2」でしょうか。

 

RAY 2には以下のモデルがラインナップされています。

 

・ベゼルが黒、文字盤が黒 

Amazonのリンクになります(楽天のリンクは無効になってます)↓

 

これが一番ベーシックなカラーリングになると思います。

落ち着いた黒のカラーリングの組み合わせのおかげでビジネスシーンでもオフでもどちらで使えますよね。

 

・ベゼルが青、文字盤が青

Amazonのリンクになります(楽天のリンクは無効になってます)↓

 

文字盤がブルーのサンバースト仕上げになっているモデルです。
筆者的に好みのカラーリングです。
一見するとサンバースト仕上げの文字盤が派手かな、と思いがちですが結構落ち着いた色合いですので、こちらのモデルもON&OFFの両シーンで大活躍してくれることでしょう。
 
 
その他、上記2種類のモデルそれぞれに「シリコン製の黒ベルト(GーSHOCK的なヤツ)」のモデルが存在します。
 
「RAY2」には「ペプシモデル」がラインナップに存在しないんですよね。
MAKO 2」には「ペプシモデル」が有ったんですがね・・・。
 
それと、どのモデルも型番が「FAA」で始まるモデルばかりで、「SAA」で始まるモデルがないんですよね。
 
筆者もあちこちのサイトをググって検索して調査しましたが、やはりFAAモデルしかヒットしないんですよね。
 

4.まとめ

今回は

【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(後編)

と題してお送りしました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

「RAY RAVEN2」は価格の割に、非常に質感の高い時計だと思います。

 

正直、この時計を見せられて(よほど時計に詳しい人は別ですが)普通の人で15,000円前後の価格帯の時計だ、と即座に見抜ける人はいないのではないでしょうか。

 

それほど丁寧に作り込まれている時計だと感じています。

 

あちこち調べ回った結果、FAAモデルしか存在しないようなので「RAY2」や「RAY RAVEN2」には残念ながら「国産」と呼べるモデルはないのだと思いますが、それでもムーブメントそのものは国産なので精度面では結構優秀なスコアを示してくれます。

 

動画で実証試験したのが「MAKO2」だけですが、この「RAY RAVEN2」でも日差は+10秒前後、と なっています。(この辺りも追って動画にしてご報告したいと思っています)

 

ですので、FAAモデルであってもその実力はSAAモデルに何らヒケを取らない優秀なものだ、と言えると思います。

 

オリエントの時計は日常使いでは非の打ちどころのない時計だ、と実感しております。

  • 見た目がバリバリかっこいい
  • ハック機能があるから時刻合わせも容易にできる
  • 手巻き機能があるからすぐにゼンマイチャージができる
  • 防水性能は200mを誇るので水道の水圧にもへっちゃら(装着したまま手を洗える)
  • ビジネスシーンでもプライベートシーンでも両方で使える
  • なにより、価格が安い

MAKO2」「RAY2」「RAY RAVEN 2」はどれも購入ハードルが低く、初めて機械式時計を手にする人には最適の機種だと言えるでしょう。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(前編)

皆さん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(前編)

と題してお送りいたします。

最後まで読んでいってくださいね。

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全身が真っ黒の「RAY RAVEN 2」

 

1.オリエントというブランドについて

「MAKO2」の記事でもご紹介しましたので今回は簡単に行きますね。

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オリエントのロゴ。二頭のライオンが向かい合っている
  •  かつて、オリエントという時計メーカーが日本にはあった
  • 独創的なデザインの時計を世に出し「オンリー1」の道をいくメーカーであった
  • その時計作りにかける信念は崇高なものがある
  • 平成の世に入ってからエプソンとの間で株式のやり取りが始まった
  • その後、エプソンを交えて分社化や子会社化などがあった
  • 現在はセイコーエプソンに事業統合され、「オリエント」というブランド名として残っている

という状況です。

エプソンといえばプリンター、と思われるかたも多いと思います。

そのエプソンから「オリエントブランド」として販売されているんですね。

 

2.「RAY」と「RAY2」

「RAY RAVEN2」を語る前に、まずは「RAY」から語りましょう。

 

「RAY」とは英語で「エイ」のことです。

 

「エイ」というのは菱形のまっ平らなフォルムで、尻尾に毒のトゲを持っている魚ですね。

この魚の名前をとって「RAY」と名付けられています。

 

オリエントRAYにも「MAKO」と同じく「初代RAY」と「2代目RAY」が存在しており、2代目RAYが「RAY2」と呼ばれるモデルになrます。

 

初代と2代目の違いは何?ってところですが、コレまた「MAKO」と同様にムーブメントの違いによって区別されています。

 

 初代RAYには「46934」というムーブメントが搭載されていました。

この「46934」には

  • ハック機能がない
  • 手巻き機能がない

という弱点がありましたが、オリエント社で約40年間以上も製造されてきた主力ムーブメントであり、そう言った意味では熟成され信頼できるムーブメントであったわけです。

 

しかし、やはりハック機能や手巻き機能がないと不便である事には変わりなく、コレらの改善を盛り込んだムーブメントを「46943」をベースにして開発する事になりました。

 

そして、コレら弱点を克服して登場したのが「F6922」という新規ムーブメントになります。 

この新規ムーブメントを搭載したモデルから「2代目」となり「RAY2」を名乗るようになりました。

 

3.「RAY RAVEN2」とは

 

開封動画はこちら↓

youtu.be

 

RAVEN」とは英語で「カラス」のことだそうです。

 

「カラス」の英訳といえば「CROW」の方が馴染みがありますが、使い分けとしては大型種のカラスに対しては「RAVEN」を用い、小型種のカラスに対しては「CROW」を使うそうです。

 

また、RAVEN には「濡れたような黒」という意味もあるようですね。

 

ということは「RAY RAVEN」は「濡れたような黒さのエイ」ってところでしょうかね。

 

なんにせよ男心を「ゾクッ」とくすぐるネーミングセンスですよね。

 

「RAY」「RAY2」のモデルのラインナップは基本的に「ステンレスケースにステンレスのブレス」という構成です。

 

バリエーションの違いといえば「文字盤の色」だけです。

 

ところが、コレらのステンレスに「PVD加工」を施してケースもブレスも「真っ黒」に仕上げたモデルがあります。

 

そのモデルこそ「RAY RAVENなのです。

 

PVD加工を施す事でまさに「濡れたように黒い時計」となって現れたモデルなのです。

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「濡れたような黒」という表現がこれほどしっくりくるモデルが他にあるだろうか?_

「RAY RAVEN」にも初代と2代目があります。

 

もうお判りかと存じますが「46934」ムーブメントを搭載したモデルが初代の「RAY RAVEN」になります。

 

「F6922」ムーブメントを搭載したモデルから「RAY RAVEN2」を名乗っています。

 

4.外観の特徴

外観の特徴としては、なんと言っても「全身が真っ黒」という点が挙げられますね。

 

いや〜、この黒、かっこいいですね。

 

  • ケースサイドからブレスのサイドにかけて、黒なのですが鏡面になっている
  • ケース表面からブレス表面にかけてはヘアライン仕上げ
  • ブレスは3連ブレス
  • ブレスの中央のコマの両サイドにはポリッシュ仕上げのラインが入っている
  • バックルはロック付き3つ折れサイドプッシュ式
  • バックルにはオリエントのロゴの刻印

となっています。

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ケースサイドは黒のポリッシュ仕上げ。下敷きの方眼線が映り込むほどだ

 

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ケース表面からブレス表面にかけてヘアライン仕上げ

 

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3連ブレス。中央のコマの両サイドにポリッシュラインが入っている

 

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3つ折れバックルにはオリエントのロゴが入っている

 

文字盤の方は

  • 文字盤はマットな黒
  • 12時が逆台形、6時、9時がバーインデックス、その他はドットインデックス
  • 長針短針の先端が尖っている
  • 秒針は全体が黒で先端だけが赤
  • インデックス、長針短針秒針の全てにルミブライトが塗布

となっています。

 

長針短針は、文字盤がマットな黒ということもあって非常に視認性が良いです。

また、黒い針の先端だけが「赤」く塗られている秒針がめちゃくちゃかっこいいです。

筆者的にドストライクゾーンで、もうメロメロです(苦笑)

 

よ〜く観察すると、インデックスや針の周囲も「黒」に加工されているんですね。

 

もう全てがかっこよ過ぎです。

 

ベゼルは艶消しの黒になっています。

逆回転防止機構が付いており、120クリックで1回転するようになってます。

筆者の購入した個体特有の症状かも知れませんが、結構力をかけないとベゼルは回らないようです。

 

リューズガードがついています。

リューズは「ねじ込み式」なので「防水200m」の性能確保の観点から頼もしい構造となっております。

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文字盤はマットな黒。視認性は非常に良い

 

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リューズガードがついている。誤動作防止に効果的だ

 

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リューズにもオリエントのロゴ。高級感を演出してくれる

 

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真っ黒い針の先端だけが「赤塗装」の秒針。カッコいい

 

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6時位置にはムーブメントが国産であることを示す印字がある

 

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ルミブライトが夜間の視認性を助けてくれる

 

5.国産か?海外製か?

今回、筆者が購入したモデルの型番は「FAA」で始まっておりました。

 

MAKO2」の記事の中でも書きましたが

  • FAAで始まる型番=ムーブメントは国産、最終組み立ては海外工場
  • SAAで始まる型番=ムーブメントは国産、最終組み立ては国内工場

ということですので、残念ながら「純国産」ではありませんでした。

 

でも「ムーブメントは国産」なので、信頼性という点においてはFAAモデルもSAAモデルもそれほどの違いはないでしょう。(と思いたい・苦笑)

 

ただ、今回この記事を書くにあたってAmazonなどを色々と探ってみたのですが、「RAY RAVEN2」に関しては「SAA」モデルがないように思います。

 

どこをみてもRAY RAVEN2は「FAA」で始まる型番しか目にしないのです。

 

「RAY2」にはSAAモデルもあったりしたのですが「RAY RAVEN2」は海外工場でしか作っていないのかも知れませんね。

 

この辺、どなたか詳しい方がおられましたら是非ともコメント欄でご教示いただきたく存じます。

6.まとめ 

いかがでしたでしょうか?

今回は

【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(前編)

と題してお送りしました。

 

オリエントの「ダイバーズ風の腕時計」として「MAKO2」と並び世界中で絶賛されている「RAY2」シリーズ。

 

その中でも異色の「RAY RAVEN2」の魅力が皆様に伝わりましたでしょうか?

 

ISOやらJISの規格の項目を全て満たしたモデルだけが「ダイバーズウォッチ」を名乗ることができるのですが、MAKO2やRAY2は残念ながら全項目をクリアしておりません。

 

なので「見た目はダイバーズウォッチ」なのですが公式にそれを名乗るわけにはいかないのです。

 

でも

  • 防水性能は200m
  • パワーリザーブは40時間前後

を確保していますので、実用時計としては全く問題ないスペックです。

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防水は200mを誇る。実用時計として全く問題ないスペックだ

いや、むしろ7S系ムーブムント搭載のセイコー5と同じ価格帯なのに、それ以上の性能を有しておりますので、優秀すぎる実用時計といっても過言ではないでしょう。

 

そしてなんといっても「国産のムーブメント」なのに15,000円前後で購入が可能、って本当にお買い得な時計だと思います。

 

後半はムーブメントや姉妹機の紹介をしたいと思います。

ご期待ください!!