【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(前編)
みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。
今回は
【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(前編)
と題してお送りします。
最後まで読んでいってくださいね。
1.「プレザージュ」について
みなさん、セイコーの「プレザージュ」と言う時計をご存知でしょうか?
ここで「プレザージュ」について少々ご説明いたしますね。
開封動画はこちら↓
セイコーの中にはいろんなブランドがございます。
メーカーHPによりますと
などのブランドがラインナップされています。
こうして並べてみると、セイコーのブランドって結構あるものなんですね。
「プレザージュ」はこれらセイコーのブランドの中の一つになります。
その「プレザージュ」の中にも2つの路線がありまして
という構成になっています。
「プレザージュ」に使用されているムーブメントは
- スプリングドライブ
- 機械式
の2種類のみです。
クォーツ式のムーブメントは「プレザージュ」には使用されておりません。
価格の話をしますと、「プレザージュ」の高級路線である「プレステージライン」のハイエンドモデルには、なんと50万円を超えるものまであります。
グランドセイコー よりも高額なモデルがある、と言うことですね。
そう言うハイエンドモデルだけを見てしまうと「ええ!50万円超えるの?プレザージュってとっつきにくいモデルなの?」と思われるかもしれませんが、あにはからんや、どうしてどうして、実はなかなかお得なモデルも存在するのですよ。
それが今回ご紹介するモデル「SARY057」になるんです。
この「SARY057」は参考価格が41,040円とのことなのですが、Amazonなどの実売価格はなんとアンダー3万円!の「29,566円」なんです(令和2年4月現在・筆者調べによる)
どうですか?めちゃくちゃお得だと思いませんか?
「そんだけ安いと、結局は『安かろう・悪かろう』でしょ?」とお思いになられるかもしれませんが、そんな心配は一切ご無用です!
まず簡単にスペックをご紹介しますね。びっくりしますよ。
- なんと「MADE IN JAPAN」
- 風防は傷のつきにくい「サファイヤガラス」
- ムーブメントは「4R36」
- 多面カットのSUS製ドルフィン針
- 同じく多面カットのSUS製バーインデックス
- ポリッシュ仕上げのベゼルとケースサイド(2段カットの上段)
なんです。びっくりでしょ?
これだけのスペックを有しているのに「2万円台で購入可能」ってところが、本当にお得ですよね。
「MADE IN JAPAN」ってだけで、もうテンションMAXですわ(笑)。
風防は傷のつきにくいサファイアガラスだし、ムーブメントはハック機能&手巻き機能がついた「4R系」が搭載されているし、もうこんなに至れり尽くせりでアンダー3万円って、セイコーさん、どうしちゃったの?採算とれてるんですか?と逆に心配になるほどのクオリティなんですよね。
入門機である「ベーシックライン」のモデルの型番は全て「SARY」が用いられているようです。
今回ご紹介している「SARY057」は、その型番からも判ります通り「ベーシックライン」なのですが、その中でも「最廉価版」のモデルなんですよ。
もうこれ以上安いプレザージュはない(笑)、と言うくらいの位置付けのモデルなんです。
にもかかわらず、このクオリティー・・・。
もうセイコーの技術力に脱帽ですわ。
「プレザージュ」全般に関する概要はこの辺にして、そろそろ詳細を見ていきましょう。
2.外観の特徴
全体のシルエットをパッと見てすぐに感じられるのは、SEIKOのデザインポリシーを忠実に守っているな、と言う点です。
特にケース上面からケースサイドに至るまでの形状は、まさに「SEIKO」を感じさせる仕上がりになっています。
ケースの肩の部分が斜めにカットされていて、その下に垂直にカットされた面が続くようになっているラインなどは、本当にSEIKOのデザインそのものですね。
文字で書くとなんのこっちゃ?と言う感じですが(笑)写真で見ていただくと一目瞭然ですね。
で、斜めカットの部分はポリッシュ仕上げがされており、鏡のように反射がすごいんですよ。
光に当たるとキラキラまぶしてくしかたないです。
ベゼルもピカピカにポリッシュ仕上げがされており、これまたキラキラ反射して眩しさに拍車をかけています。
リューズの部分について見ていきましょう。
- リューズガードなし
- リューズの表面には「S」の文字
- ねじ込み式ではない
と言った感じです。
文字盤を見ていきましょう。
風防は傷のつきにくいサファイアガラスです。
セイコー5などでしたら「ハードレックスガラス(ミネラルガラスの強化版)」なのですが、さすがはプレザージュ、惜しげもなくサファイアガラスを装備しています。
文字盤は吸い込まれるような深い黒色です。
その黒文字盤の上に多面カットされたバーインデックスが整然と並べられています。
そして時分針は多面カットされた「ドルフィン針」が使われています。
いいですねえ、ドルフィン針。
ドルフィン針の形状を見てるだけで「落ち着き感」と言いますか、エレガントな雰囲気が漂ってくるように感じるのは筆者だけでしょうか・・・。
バーインデックスもドルフィン針も多面カットされているので光をキラキラと眩いほどに反射してくれます。
日中、屋外でこの輝きを見た時は感動しましたよ、マジで・・・。
黒文字盤の上に、輝くドルフィン針が配置されているので「視認性」は申し分なしです。
一瞥しただけで「あ、○時○分だな」とすぐに認識できます。
これはすごいですよ。
で、夜もちょっとした明かりがあれば、その明かりに反射して時間が読み取れます。
ま、トリチウムガスライトやインディグロナイトライトのようなギミックには劣りますが、逆に、そう言ったギミック無しで少々の明かりさえあれば確認できる、と言うのは驚くべき事ではないでしょうか。
ブレスを見ていきましょう。
ブレスは3連ブレスとなっており、表面はヘアライン仕上げで側面はポリッシュ仕上げになっています。
コマとコマのつなぎ目の部分は、コマの角が平滑にポリッシュ加工されており、そこがキラキラと光を反射してエレガントさを演出してくれています。
バックルは3つ折れサイドプッシュ式で「SEIKO」の文字が刻印されています。
セイコー5スポーツのような「ダブルロック式」にはなっていません。
ケースの裏面を見ていきましょう。
ケースの裏面はシースルーバックになっています。
この部分のガラスには「ハードレックス」が使用されています。
ムーブメントは「4R36」が使用されているのが判ります。
ローターには金色の加工が施されています。
ぱっと見、金色加工されているだけでエレガントな感じがします(笑)
他の時計に搭載されている「4R系」ムーブメントのローターはシルバー色が多いように思いますので、このSARY057のように「金色」のローターって4R系の中では結構珍しい部類に入るかもしれませんね。
「プレザージュ」の高級路線である「プレステージライン」の方のモデルには、4R系の更に上位の「6R系」や「8R系」のムーブメントが搭載されています。
「ベーシックライン」のSARYシリーズには全て「4R系」で統一されているようですね。
この辺りのお話は「後編」で熱く語りたいと思います。
3.まとめ
今回は
【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(前編)
と題してお送りいたしました。
いかがでしたでしょうか?
プレザージュの中では最も安いモデルになるのですが、その作りや仕上げはビックリするくらいのハイクォリティーになっております。
パっと見ただけでは、とても2万円台の時計には見えませんよ。
この仕上がりの時計が2万円台で手に入るなんて、もう驚きしかないですわ。
「お得ですね」と言ってしまえばそれまでの事なのですが、そんな一言で片付けるのが惜しいくらいの時計です。
本当にお勧めです。
特に、来年の就職に向けて活動される学生の皆さんには是非ともお勧めしたい1本ですね。
面接官って結構身につけているものを観察してる、って聞きますしね。
ま、面接で一番肝心なのは「人間の中身」ですので、そこをしっかりと磨いてもらうのは当然なのですが、でも、「第一印象」ってのも大切であることには昔も今も変わりはありません。袖口にちらりと見える時計で、その人の印象が変わるのであればこう言った時計を身につけて「第一印象を爽やか&実直」に見せるってのも作戦の一つではありますよね。
後編では
- ムーブメント
- 各種寸法
- 姉妹機の紹介
などについて熱く語りたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
※2020年6月現在、SARY057の販売価格は4万円代になっております。
2万円代での販売は無くなっているようです。
同じシリーズでオープンハートのSARY053が最安値(=3万円代)となっております。
記事の内容が古くなってしまい申し訳ございません。
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