【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(後編)
みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。
今回は
【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(後編)
と題してお送りします。
最後まで読んでいってくださいね。
1.前編のおさらい
前編では
- プレザージュには「プレステージライン」と「ベーシックライン」の2つの路線がある。
- 「SARY057」は「ベーシックライン」に含まれ、その中でも最廉価版のモデルになる。
- 実売価格は3万円を切る。
- しかし,装備は豪華だ(日本製、4R36、サファイアガラス)
- 外観の仕上げは美しく、とても3万円を切る時計には見えない
- 機械式時計の入門には最適
というお話をいたしました。
それではここから後編に行きたいと思います。
2.ムーブメント
「SARY057」に搭載されているムーブメントは「4R36」になります。
プレザージュの「ベーシックライン」に該当するモデルの型番は全て「SARY」が割り当てられているようです。
そのSARYシリーズに搭載されているのが「4R系」のムーブメントになります。
高級路線の「プレステージライン」には「4R系」の上位ムーブメントである「6R系・6L系」や「8R系」、さらにスプリングドライブなどが搭載されているのですが、「SARY」はベーシックラインですので普及帯のムーブメントである「4R系」が採用されています。
ちなみに、末尾二桁の数字によって下記のように分類されています。
- 4R35=3針+日付表示
- 4R36=3針+曜日表示+日付表示
- 4R37=3針+24時間針
- 4R38=3針+オープンハート
- 4R39=3針+オープンハート+24時間針
「4R系ムーブメント」ってバリエーションがなかなか豊富ですね。
「4R系」には「7S系(旧セイコー5でお馴染みの)」とは違って
- ハック機能
- 手巻き機能
が備わっていますので実用上はなんの不満もありません。
そう言えばリローンチモデルのセイコー5にも「4R36」が搭載されていますね。
「SARY」に搭載されている「4R系」はローターが金色に加工されておりまして、裏スケの窓から金色が見えるたびに妙なゴージャス感に浸れます(笑)
他のモデルに搭載されている「4R系」のローターは単なるシルバーなんですよね。
同じ「4R系」でもちょっとお得な気分!(笑)
「4R系ムーブメント」はこれからのSEIKOの5万円以下の普及帯モデルの主力ムーブメントとなっていくことでしょう。
(以前の「7S系」のようなポジションになっていくのではないか、と筆者は思っています)
普段使いしている中での精度ですが、月曜の朝に時刻合わせをしてそのまま金曜まで使い続けて(週の途中で時刻合わせはしていません)、金曜の夜に確認したら「約6秒進んでいた」と言ったところでした。
近いうちに測定試験を実施してみたいと思います。
3.各種寸法
では、各種の寸法を見ていきましょう。
- ケース径:41.6ミリ
- ケース厚:11.6ミリ
- ラグ幅:22ミリ
- ラグ〜ラグ間:48ミリ
(以上、筆者測定による)
ケース径が40ミリを超えるので数値上は「結構大きいのかな」と思いましたが実際に腕に巻いてしまうと、それほどの大きさは特に感じませんでした。
むしろ「ちょうどいい大きさだな」というのが実感です。
文字盤が見やすいので視認性もバッチリです。
4.姉妹機の紹介
ここでは「SARY057」と同じ価格帯で販売されているプレザージュを「姉妹機」と定義してご紹介します。
「SARY057」との相違点だけを記載しますね。
SARY051
- 文字盤が白
- オープンハート
SARY053
- 文字盤が黒
- オープンハート
SARY055
- 文字盤が白
SARY056
- 文字盤が濃いブラウン
- リューズ、ベゼル、3針、デイデイト窓の枠、ブレスの中央のコマがピンクゴールドメッキ
5.まとめ
今回は
【プレザージュ】SEIKO SARY057 なんと2万円台で買えるMADE IN JAPAN機械式のドレッシーなヤツ‼️ について熱く語る(後編)
と題してお送りしました。
いかがでしたでしょうか?
- 日本製
- ハック機能&手巻き機能付きのムーブメント
- サファイアガラス
- 丁寧に磨き上げられた鏡のようなケース
- エレガントなオーラのドルフィン針
- 100m防水(←これ、前編でも後編でもすっかり書くのを忘れてました)
などなど、「いいな」と思った点をあげればキリがないですが、このスペックを有しておきながら「2万円台で購入できる」というのは本当にコスパの良い時計だと思います。
ビジネスシーンで大活躍間違いなし、は当然としてオフシーンでも全く違和感なく活躍してくれるモデルだと思います。
「前編」でも書きましたが、これから社会に出ようとする若い方々に、是非とも持っておいてほしい1本ですね。
「SARY」で機械式時計の魅力に気づいていただければ幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
※2020年6月現在、SARY057の販売価格は4万円代になっております。
2万円代での販売は無くなっているようです。
同じシリーズでオープンハートのSARY053が最安値(=3万円代)となっております。
記事の内容が古くなってしまい申し訳ございません。
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