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【オリエントMAKO 2】お手頃価格で機械式 ムーブメントは完全国産! について熱く語る(後編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【オリエントMAKO 2】お手頃価格で機械式 ムーブメントは完全国産! について熱く語る(後編)

と題してお送りいたします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

開封動画はこちら↓

youtu.be

 

 

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ベゼルも文字盤も「青」のMAKO

 

 

1.ムーブメント

前編ではオリエント というメーカーの歴史と、MAKO2の外観の特徴などをお話ししました。

  • 日本では歴史の古い時計メーカーでありながら、現在はセイコーエプソンに事業統合され、そのためか、他の国内の時計メーカー(セイコーシチズンなど)に比べるとあまり知名度が高くない
  • しかし、その時計作りにかける情熱は非常に崇高である

というお話をしてまいりました。

後編ではいよいよ、時計の心臓部である「ムーブメント」のお話からスタートです。

 

「前編」でも少し触れましたが、MAKO2に搭載されているムーブメントは「F6922」になります。

初代の「MAKO」に搭載されていたムーブメントは「46943」といい、オリエント 社で40年以上生産されてきた主力ムーブメントだったのですが

  • ハック機能が無い
  • 手巻き機能が無い

と言った弱点を抱えておりました。

使用する上で「慣れて仕舞えば特に問題ない」のかも知れませんが、とは言え、ハック機能や手巻き機能がついていれば便利である事には違いありません。

 

オリエント社も「ハック機能や手巻き機能がないと不便だな」と考えたのでしょう。

そこで「46943」には無かった「ハック機能」と「手巻き機能」を備えたムーブメントを「46943」をベースにして開発したのでした。

 

それが「F6922」です。

 

そして「MAKO」シリーズにもこの新開発のムーブメントを搭載し「MAKO2」として世に送り出したのです。

 

筆者が「MAKO2」の日差を実機を使って実際に計測したのですが「約15秒」程度、と結構良い成績を示してくれました。

 

この価格帯の時計にしては非常に優秀な成績だと思います。

 

さすがは「国内工場で製造されたムーブメント」ですね。

ちなみにパワーリザーブは約40時間となっております。

 

2.各種寸法

  • ケース径:41.5ミリ
  • ケース厚:13ミリ
  • ラグ幅:22ミリ
  • ラグ〜ラグ間:46.6ミリ

(以上、筆者の計測による)

筆者的には「大き過ぎず・小さ過ぎず」と言ったサイズ感です。

 

腕につけていて丁度良いフィット感です。

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丁度良いサイズ感

 

3.姉妹機の紹介

MAKO2にはカラーリングの違うモデルが存在しています。

・ベゼルが黒、文字盤が黒

Amazonのリンクだけが有効です(楽天のリンクは無効になっています。すみません)↓

    ベゼルも文字盤も黒のモデルは非常に落ち着いて見えますので、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。

     

    ・ベゼルが赤と青、文字盤が青

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      ベゼルが赤と青のモデルは、そのカラーリングからペプシと言われています。

      (コレはMAKO2に限った話ではなく、赤と青の色の組み合わせを持ったベゼルを装着している時計は、どのメーカーのモデルであれ「ペプシ」の愛称で呼ばれることが多いようです)

       

      ペプシモデルは見た目が派手なので、ビジネスシーンではスーツとのコーデがちょっと難しいかな、と言った感じですが、オフシーンであれば大活躍間違いなしでしょう。

       

      くどいようですが、全ての機種に「SAA」モデルと「FAA」モデルがあります。

      ご購入の際は、型番をよく見てくださいね。

       

      4.まとめ

      いかがでしたでしょうか?

      今回は

      【オリエントMAKO 2】お手頃価格で機械式 ムーブメントは完全国産! について熱く語る(後編)

      と題してお送りいたしました。

       

      筆者は「セイコー5」で機械式腕時計の魅力に取り憑かれて「セイコー5好き」を自認しているのですが、そのセイコー5(主に7S系ムーブメントを搭載の)と同じ価格帯でありながら、MAKO2は

      • ハック機能あり
      • 手巻き機能あり
      • 防水性能は200m

      と、明らかにセイコー5以上の付加価値を有しており、そう言った点ではセイコー5よりも「コスパがいいなあ」「性能が上だなあ」と素直に思います。

       

      見た目もかっこいいですしね。

       

      最終組み立てが海外工場のロット(型番=FAA〜)と国内工場のロット(型番SAA〜)に大別されますが、両者にそれほどの価格差がない、というのが良心的ですよね。

       

      良心的ですよね。(大事なことなので二度言いました・笑)

       

      セイコー5は海外製(型番末尾がK)と国産(型番末尾がJ)で、これ見よがしに価格が違います。(当然のことながら「J」の方があからさまに高額です)

      そう言った点からも、国産(SAA〜)のモデルであっても15,000円前後で入手できるMAKO2は本当にお勧めできる良い時計です。

       

      筆者は、型番に関する内容が不勉強なまま「オリエントブランドは全てが国産だ」と勝手に思い込んで、適当にクリックして買ったのが「FAA」モデルでした。

      FAAモデルが悪い、と言っているのではないですよ、中身のムーブメントは国産ですしね。

      ただ、どうせ同額を出すならSAAモデルの方が良かったな、とちょこっとだけ思っていたり、いなかったり・・・。

      いやいや、FAAモデルでも満足しているんですよ、性能はいいですし・・・。

       

      ええ、どうせならSAAが欲しかったですよ!そうですよ!!(泣)

       

      もし、コレからご購入を考えておられるのであれば、SAAモデルならば中身のムーブメントから最終の組み立てまで国内工場での製造になり、それでいてFAAモデルとほとんど同額なので

      お得ですよ。

      最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

       

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