【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(前編)
皆さん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。
今回は
【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(前編)
と題してお送りいたします。
最後まで読んでいってくださいね。
1.オリエントというブランドについて
「MAKO2」の記事でもご紹介しましたので今回は簡単に行きますね。
- かつて、オリエントという時計メーカーが日本にはあった
- 独創的なデザインの時計を世に出し「オンリー1」の道をいくメーカーであった
- その時計作りにかける信念は崇高なものがある
- 平成の世に入ってからエプソンとの間で株式のやり取りが始まった
- その後、エプソンを交えて分社化や子会社化などがあった
- 現在はセイコーエプソンに事業統合され、「オリエント」というブランド名として残っている
という状況です。
エプソンといえばプリンター、と思われるかたも多いと思います。
そのエプソンから「オリエントブランド」として販売されているんですね。
2.「RAY」と「RAY2」
「RAY RAVEN2」を語る前に、まずは「RAY」から語りましょう。
「RAY」とは英語で「エイ」のことです。
「エイ」というのは菱形のまっ平らなフォルムで、尻尾に毒のトゲを持っている魚ですね。
この魚の名前をとって「RAY」と名付けられています。
オリエントRAYにも「MAKO」と同じく「初代RAY」と「2代目RAY」が存在しており、2代目RAYが「RAY2」と呼ばれるモデルになrます。
初代と2代目の違いは何?ってところですが、コレまた「MAKO」と同様にムーブメントの違いによって区別されています。
初代RAYには「46934」というムーブメントが搭載されていました。
この「46934」には
- ハック機能がない
- 手巻き機能がない
という弱点がありましたが、オリエント社で約40年間以上も製造されてきた主力ムーブメントであり、そう言った意味では熟成され信頼できるムーブメントであったわけです。
しかし、やはりハック機能や手巻き機能がないと不便である事には変わりなく、コレらの改善を盛り込んだムーブメントを「46943」をベースにして開発する事になりました。
そして、コレら弱点を克服して登場したのが「F6922」という新規ムーブメントになります。
この新規ムーブメントを搭載したモデルから「2代目」となり「RAY2」を名乗るようになりました。
3.「RAY RAVEN2」とは
開封動画はこちら↓
「 RAVEN」とは英語で「カラス」のことだそうです。
「カラス」の英訳といえば「CROW」の方が馴染みがありますが、使い分けとしては大型種のカラスに対しては「RAVEN」を用い、小型種のカラスに対しては「CROW」を使うそうです。
また、RAVEN には「濡れたような黒」という意味もあるようですね。
ということは「RAY RAVEN」は「濡れたような黒さのエイ」ってところでしょうかね。
なんにせよ男心を「ゾクッ」とくすぐるネーミングセンスですよね。
「RAY」「RAY2」のモデルのラインナップは基本的に「ステンレスケースにステンレスのブレス」という構成です。
バリエーションの違いといえば「文字盤の色」だけです。
ところが、コレらのステンレスに「PVD加工」を施してケースもブレスも「真っ黒」に仕上げたモデルがあります。
そのモデルこそ「RAY RAVEN」なのです。
PVD加工を施す事でまさに「濡れたように黒い時計」となって現れたモデルなのです。
「RAY RAVEN」にも初代と2代目があります。
もうお判りかと存じますが「46934」ムーブメントを搭載したモデルが初代の「RAY RAVEN」になります。
「F6922」ムーブメントを搭載したモデルから「RAY RAVEN2」を名乗っています。
4.外観の特徴
外観の特徴としては、なんと言っても「全身が真っ黒」という点が挙げられますね。
いや〜、この黒、かっこいいですね。
- ケースサイドからブレスのサイドにかけて、黒なのですが鏡面になっている
- ケース表面からブレス表面にかけてはヘアライン仕上げ
- ブレスは3連ブレス
- ブレスの中央のコマの両サイドにはポリッシュ仕上げのラインが入っている
- バックルはロック付き3つ折れサイドプッシュ式
- バックルにはオリエントのロゴの刻印
となっています。
文字盤の方は
- 文字盤はマットな黒
- 12時が逆台形、6時、9時がバーインデックス、その他はドットインデックス
- 長針短針の先端が尖っている
- 秒針は全体が黒で先端だけが赤
- インデックス、長針短針秒針の全てにルミブライトが塗布
となっています。
長針短針は、文字盤がマットな黒ということもあって非常に視認性が良いです。
また、黒い針の先端だけが「赤」く塗られている秒針がめちゃくちゃかっこいいです。
筆者的にドストライクゾーンで、もうメロメロです(苦笑)
よ〜く観察すると、インデックスや針の周囲も「黒」に加工されているんですね。
もう全てがかっこよ過ぎです。
ベゼルは艶消しの黒になっています。
逆回転防止機構が付いており、120クリックで1回転するようになってます。
筆者の購入した個体特有の症状かも知れませんが、結構力をかけないとベゼルは回らないようです。
リューズガードがついています。
リューズは「ねじ込み式」なので「防水200m」の性能確保の観点から頼もしい構造となっております。
5.国産か?海外製か?
今回、筆者が購入したモデルの型番は「FAA」で始まっておりました。
「MAKO2」の記事の中でも書きましたが
- FAAで始まる型番=ムーブメントは国産、最終組み立ては海外工場
- SAAで始まる型番=ムーブメントは国産、最終組み立ては国内工場
ということですので、残念ながら「純国産」ではありませんでした。
でも「ムーブメントは国産」なので、信頼性という点においてはFAAモデルもSAAモデルもそれほどの違いはないでしょう。(と思いたい・苦笑)
ただ、今回この記事を書くにあたってAmazonなどを色々と探ってみたのですが、「RAY RAVEN2」に関しては「SAA」モデルがないように思います。
どこをみてもRAY RAVEN2は「FAA」で始まる型番しか目にしないのです。
「RAY2」にはSAAモデルもあったりしたのですが「RAY RAVEN2」は海外工場でしか作っていないのかも知れませんね。
この辺、どなたか詳しい方がおられましたら是非ともコメント欄でご教示いただきたく存じます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は
【オリエント RAY RAVEN2】が魅力的! マジでお得な機械式腕時計 ムーブメントは国産だよ‼️について熱く語る(前編)
と題してお送りしました。
オリエントの「ダイバーズ風の腕時計」として「MAKO2」と並び世界中で絶賛されている「RAY2」シリーズ。
その中でも異色の「RAY RAVEN2」の魅力が皆様に伝わりましたでしょうか?
ISOやらJISの規格の項目を全て満たしたモデルだけが「ダイバーズウォッチ」を名乗ることができるのですが、MAKO2やRAY2は残念ながら全項目をクリアしておりません。
なので「見た目はダイバーズウォッチ」なのですが公式にそれを名乗るわけにはいかないのです。
でも
- 防水性能は200m
- パワーリザーブは40時間前後
を確保していますので、実用時計としては全く問題ないスペックです。
いや、むしろ7S系ムーブムント搭載のセイコー5と同じ価格帯なのに、それ以上の性能を有しておりますので、優秀すぎる実用時計といっても過言ではないでしょう。
そしてなんといっても「国産のムーブメント」なのに15,000円前後で購入が可能、って本当にお買い得な時計だと思います。
後半はムーブメントや姉妹機の紹介をしたいと思います。
ご期待ください!!