【セイコー5】ブレスの長さ調整! について熱く語る
みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。
今回は
【セイコー5】ブレスの長さ調整! について熱く語る
と題してお送りいたします。
最後まで読んで行ってくださいね。
1.ブレスの調整方法
時計の金属ブレスは、購入した時点では長すぎるので自分の手首まわりに合わせて調整する必要があります。
通常は購入したお店等で調整をやってもらうパターンが多いと思います。
この場合は大抵無料でやってもらえるケースが多いですね。
しかし、ネットなどで購入した場合、長さ調整は自分でやるか、または近所の時計店に持ち込んで有料で調整してもらう、と言った方法になるでしょう。
もし、自分で長さ調整ができればいちいち時計店に持ち込まなくても済みますし、一度調整した後で「う〜ん、もう少し長めの方が良かったな」と言った場合にもすぐに対応出来るので便利ですよね。
今回は、自分で出来るブレスの長さ調整方法をご紹介したいと思います。
調整方法は簡単です。
「ブレスの不要なコマを外す」ただそれだけです。
コマは概ね下記の3パターンで連結されています。
- ネジで連結
- 板バネで連結
- ピンで連結
市場に流通しているブレスの大半は「板バネ式」&「ピン式」なのでここではその2つのパターンについて解説しますね。
2.必要な工具
コマの調整には、それなりに専門の工具があった方が便利です。
家庭にある工具で代用もできますが、やはり専門工具の方が作業が捗りますし、ブレスを傷つけるリスクが少なくて済みます。
代用工具はどこまで行っても所詮「代用」なのでブレスに傷をつけてしまったり、最悪の場合、手を怪我する恐れもあります。
専用の工具、と聞くと高価なイメージがありますが今やネットの時代、検索すれば安価に入手できる工具類がすぐにHITします。
プロの時計職人さんが使うような工具であれば、それ相応に高価なモノになるでしょうけど、私のような素人が扱う程度の工具であれば、そんなに本格的な物は不要です。
それよりも安価に入手できる方がメリットとしては大きいです。
私は楽天で下記のような「工具一式セット」を購入しました。(2019年9月 1,470円)
この工具一式があれば、裏蓋を開けて自分で電池交換まで可能です。
3.コマの連結金具の違い
では、「板バネ式」と「ピン式」の違いを見ていきましょう。
- コマ同士を板状のパーツで連結しているのが「板バネ式」
- コマ同士を細い棒状のパーツ(これをピンという)で連結しているのが「ピン式」
ということになりますが、簡単に見分ける方法として、コマのサイドを見たときに
- コマの側面に板状のパーツが刺さっているように見えたら、それが板バネ
- コマの側面に小さな穴があってそこに細い棒状のものが刺さっていたら、それがピン
ということになります。
4.板バネ式の調整方法
まず、バックルから「バネ棒」を抜いてブレスを広げます。
この方が作業がしやすくなるからです。
次に、短くするために落としたいなあ、と思っているコマの部分をよく見ます。
すると矢印と板バネが見えます。
この矢印は、「こっちの方向に板バネを押し出してね、そうすると板バネが取れるよ」という意味の矢印になるのです。
メーカーによって板バネの形状には色々な種類があるようです。
コレは足が1本のものですが、足が2本の形状のものもあります。
コマを取り除いて、ブレスを好みの長さに調整できたら逆の手順で板バネをコマに戻しましょう。
板バネを工具一式セットの中にある小さなプラスチックヘッドのハンマーで軽く叩いてやるとコマの中に板バネが入っていきます。
板バネのポッチがコマのスリットに引っかかるところまで入ればOKです。
5.ピン式の調整方法
板バネ式と同様にバックルの「バネ棒」を抜いてブレスを広げましょう。
この方が作業がしやすいからです。
ピン式のブレスにも矢印が刻印されているのが見えます。
板バネ式と同様にこの矢印も「矢印の方向にピンを抜いてね。そうすればコマが外れるよ」という意味のマークになります。
6.まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は
【セイコー5】ブレスの長さ調整! について熱く語る
と題してお送りしました。
「専用の工具なんて持ってないよ」
「自分でできる自信がないよ」
と思っておられる方も多いと思いますが、専門の工具なら安心して作業ができます。
かくいう私も実は自分でやるのが初めてで、ネットでいろんなサイトを参考にして作業しました。
実際にやってみると案外簡単で「安くても、そこはやっぱり専門工具だな」と感心しました。
一家に1セットあれば、いざというときに結構役に立ちますよ。