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【ラドウェザー】蓄光とは違うのだよ、蓄光とは!トリチウムガスチューブ搭載!!ラドウェザーパイロットウォッチについて熱く語る(後編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【ラドウェザー】蓄光とは違うのだよ、蓄光とは!トリチウムガスチューブ搭載!!ラドウェザーパイロットウォッチについて熱く語る(後編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

1.外観の特徴

外観の特徴としては、なんと言っても仕上げが「全身真っ黒」なところ、といえるでしょう。

この「全身真っ黒」は「限定モデル」になりまして、通常モデルであればステンレスでシルバー仕上げのところを真っ黒にコーティングしている、というものになります。

 

外装パーツは全て真っ黒なのですが、なんと長針&短針&スモールセコンド針&24時間針までもが真っ黒に仕上げられているので、黒文字盤の上に黒い針が来て「時間が読みにくいったらありゃしない」という欠点がありました。

 

そりゃ、全身真っ黒なので最初手にした時は「おお、こりゃ精悍なヤツだ。かっこええ」と悦に浸っていたのですが使っていくうちに、じっくり見ないと時間が読めない、という現実を知ることになりました(笑)

 

夜間は自慢のトリチウムガスチューブが勝手に発光(笑)してくれているので視認性は全く問題ないのですが、昼間の視認性は少々劣る、と言った感想です。

 

昼よりも夜の方がよく見える時計ってどうなん?・・・(笑)

 

で、どうしたものかと考えていましたところ「針先が黒くて読めないのであれば、白く塗ればいいやん」という単純な発想に至り、実際に自分で塗ることにしました。

 

ネットで裏蓋を開ける道具や針を抜く道具等を購入し、それらの道具を使って実際にムーブメントを取り出すことに成功!

 

針先へ塗る白塗料は、マイカーのタッチアップペイントがたまたま白だったのでそれを使って塗りました。

 

針先が白になったことで、昼間の視認性が見違えるようにUPしました。

コレで昼夜を通して「最強の時計(笑)」に生まれ変わりました。

 

外装で目につくのは「回転式計算尺です。

 

コレ、使いこなせば四則計算を電卓並みにスラスラと計算することができるんです。

 

計算尺の使い方に慣れた人だと、飲み会の割り勘計算なんか、鞄やポケットからスマホを取り出して電卓アプリを立ち上げている間にチャチャっと済んでしまうほどです。

 

ただ、私は歳のせいで老眼がキツくなっており「細かい字が見えない」ので、この計算尺が使いこなせません・・・(泣)

 

風防はドーム型となっておりますので、映り込む景色がフラットな風防とは違う表情を見せてくれます。

 

ブレスは「5連ジュビリーブレス」となっています。

 

コレら外装を構成するパーツ類は全て「ツヤのある黒仕上げ」となっており、本当にかっこいいモデルですね。

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2.ムーブメント

ムーブメントは「ミヨタFS26」を搭載しています。

 

今までセイコー5のような機械式腕時計ばかり扱った記事を書いて来ましたが、このムーブメントは「クォーツ」です。

 

ミヨタというのは日本のメーカーで、現在はシチズンの系列会社に名を連ねています。

このミヨタという会社も、調べてみたら波乱万丈の歴史があるようで、そのうち記事にしてご紹介したいと考えています。

 

で、FS26というムーブメントですが、これはミヨタが製造して世界に供給している「汎用モデル」になります。

 

ミヨタの作るムーブメントは結構有名なメーカーやブランドにも供給されていて、安価で汎用性に富み、それでいて信頼性が高い、というクオーツムーブになります。

 

3.各種寸法

 ・ケース径→約44ミリ

 ・ラグ幅→約22ミリ

 ・ラグ〜ラグ間→約50ミリ

 ・ケース厚み→約13ミリ

 

4.姉妹機の紹介

姉妹機、と言いますか通常モデルとして元々は「ブルーの文字盤にブルーの回転ベゼル」と「ブラックの文字盤にブラックのベゼル」が存在しています。

 

コレら通常モデルはケースやらブレスやらはステンレスのシルバー仕上げとなっております。

 

今回ご紹介している「限定版」とは基本的に色の違いだけとなっていて、機能面に違いはありません。

 

限定モデルの裏蓋を見るとシリアルナンバーが刻印されておりまして、母数が「300」となっております。

 

つまり300台しか製造していないと思われますのでそれらが売り切れれば、通常モデルだけのラインナップに戻る、ということになるのかな?

 

5.まとめ

今回は

【ラドウェザー】蓄光とは違うのだよ、蓄光とは!トリチウムガスチューブ搭載!!ラドウェザーパイロットウォッチについて熱く語る(後編)

と題してお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

約12年間は自発光してくれる「トリチウムガスチューブ」を搭載しているちょっと珍しいモデルをご紹介しました。

 

トリチウムガスチューブは、マラソンというメーカーの時計にも搭載されたり、また過去にはロレックスの時計にも搭載されていたり、と結構「高額な時計」に搭載されているようです。

 

そのトリチウム搭載モデルが2万円少々で購入できるのですから、結構お得と言えるのではないでしょうか?

 

暗闇の中で時間を確認するのに難儀した経験を持つ人ならば、一度は手にして欲しいモデルです。

 

トリチウムの便利さは経験した者でないと伝わり難いと思いますが、本当に感動モノです。

夜間の視認性のよさは蓄光とは異なります。比べ物になりません。

入手しやすい価格帯でもありますので、1本は持っておいても良いでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。