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【ラドウェザー】蓄光とは違うのだよ、蓄光とは!トリチウムガスチューブ搭載!!ラドウェザーパイロットウォッチについて熱く語る(前編)

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

【ラドウェザー】蓄光とは違うのだよ、蓄光とは!トリチウムガスチューブ搭載!!ラドウェザーパイロットウォッチについて熱く語る(前編)

と題してお送りします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

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↑ラドウェザーパイロットウォッチ

1.トリチウムとは

トリチウム」というのは「三重水素」のことです。

通常の水素の原子というのは

 ・陽子1個+電子1個

で構成されています。

 

三重水素の原子というのは

 ・陽子1個+電子1個+中性子2個

からなっています。

 

つまり通常の水素原子に比べ「2個の中性子が余分にくっついている」と思ってください。

 

中性子というのは陽子と同じ程度の質量を持っています。

電子にも質量はありますがその重さは「めちゃくちゃ微量」なので、ここでは電子の質量は無視しますね。

で、水素原子と三重水素原子の「質量」を比べてみましょう。

 ・水素原子=陽子1個 →つまり「陽子1個分」の重さ

 ・三重水素=陽子1個+中性子2個 →つまり「陽子3個分相当」の重さ

となりますよね。

 

「通常の水素原子」に比べて「3倍の重さを持つ水素原子」ということになります。

 

そこでギリシャ語数の数え方である

1=モノ

2=ジ

3=トリ

4=テトラ  ・・・・・

 

から「3」を意味する「トリ」をつけて「トリチウム」というようになったのです。 

 

ちなみに、ジオン公国モビルスーツのメインカメラを「モノアイ」と呼称するのは

 ・カメラが1個=1個の目=モノ・アイ

からきています。

男女2人で歌うことを「デュエット」と言いますがこの英語の「デュ」もギリシャ語の2を表す「ジ」からきています。

楽器のトライアングルって「三角形」をしていますよね。

なので3を意味する「トリ」が語源となって「トライアングル」と言います。

過去に三菱自動車から「トレディア」というセダンが販売されていましたが、コレ、名前を分解すると

 ・トレ+ディア

となりまして

 ・トレ→トリ→3

 ・ディア→ダイア→菱

つまり「3つの菱」となりまして、「三菱」という社名がそのまま車名になった、というお話です。

 

すんみません、脱線しすぎましたね。

元に戻りましょう。

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↑インデックスと長針&短針に埋め込まれているのがトリチウムガスチューブ

 

2.トリチウムガスチューブが自己発光する原理

トリチウムは、上述の通り通常の水素にはない「中性子2個」が余分にぶら下がっているので原子としては「不安定な構造」だと解釈してください。

 

トリチウムはそのままの状態では不安定なので自然界に「永遠に存在することができない」のですね。

 

不安定なものは、時間の経過とともにどうしても安定した構造に「変化」しようとします。

 

コレ、自然の摂理なんですよね。

 ・三重水素「オレ、不安定だわ〜。早く安定した姿になって楽になりたいわ〜」

と言ったところですね。

 

で、その三重水素が目指そうとしている「安定した姿」というのが「ヘリウム3」です。

 

ヘリウム3になってしまうと安定状態になりますので、これ以上の変化というのは起こりません。

 

コレ、もう少し詳しくお話しますとトリチウムがヘリウム3に完全に変化するのに約12年程度かかるんですね。

 

つまり約12年かかって変化が完了する、ってことなんです。

 

トリチウムというのは、専門的な表現で「水素原子の放射性同位体」と言います。

 

この「トリチウム放射性同位体」が「ヘリウム3=安定した構造」に変化するには「β崩壊(ベータ崩壊)」という壊れ方をするんですね。

 

β崩壊というのはその名の通り、崩壊プロセスの時に「β線」を放出します。

 

砕けた言い方をすると

 ・トリチウムは、約12年かけて徐々に壊れてヘリウム3になる。

 ・その間、β線をずっと出しっぱなし。

となります。

 

ここで重要なのは「β線」です。

 

このβ線を「蛍光物質」に当てると、その蛍光物質がβ線によって発光するんです。

 

つまり、トリチウムを「蛍光物質を塗ったガラス管」の中に閉じ込めておくと

 ・ガラス管の中のトリチウムは、約12年かけて徐々に壊れてヘリウム3になる。

 ・その間、β線をずっと出しっぱなし。

 ・ガラス管の内側に塗られた蛍光物質は約12年間β線が当たりっぱなし。

 ・ということは約12年間はガラス管が発光しっぱなし。

ということになります。

 

この仕組みを持ったガラス管を「トリチウムガスチューブ」と言います。

 

この「約12年間は勝手に発光し続けるガラス管」を時計のインデックスや針に埋め込んだものがラドウェザーパイロットウォッチになるんです。

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↑光量は弱いが約12年間休みなく発光し続けている


3.夜間の視認性

夜間における時計の視認性については、何の工夫もなければ「針が見えない」の一言です。

 

で、コレを改善するために各メーカーは様々な工夫を加えています。

 ①夜光塗料を塗る

 ②LEDで文字盤を照らす

 ③ELシートを文字盤の裏に仕込み、文字盤全体を光らせる

 ④トリチウムガスチューブを文字盤や針に埋め込む

と言ったところが代表的な例でしょう。

 

コレらを「明るさ」と言った順に並べると、下記のようになります。(筆者基準)

 ②→③→④→①

 

でも「夜間の視認性」を「暗闇の中で針が読めること」と定義すると、明るさの大小による優位性というのは全く無くなります。

 

要は「夜中に針が読めればいいんじゃね」ってことです。

 

では「夜中に針が読みやすい順」で並べるとどうなるでしょうか?(筆者基準)

 ④→②③(同順)→①

となります。

 

②LEDと③ELバックライトは、確かに④トリチウムガスチューブよりも明るく、トリチウムガスチューブは光量的にどうしても劣ってしまいます。

ですがこの両者には「光量」以外の決定的な違いがります。

 

それは「アクションの差」です。

 

LEDもELバックライトも「スイッチを押す」というアクションが必要なんですね。

 

つまり

 ・時計をはめている手を見る(暗闇なので針が読めない)

 ・もう一方の手を時計に添える

 ・スイッチを押す(これでやっと発光して針が読める)

という動作が必要になります。

 

コレがトリチウムガスチューブであれば

 ・時計をはめている手を見る(インデックスや針が自己発光→すぐに読める)

となるんですね。

 

いちいち残った方の手を動かす必要がないんですよ。

 

時計を見た途端に時間が認識できるんですよ。

 

コレ、私的には結構重宝しております。

 

最近、歳のせいか夜中に目が覚めることが頻繁にあってその都度「今何時かな?あと何時間眠れるのかな?」と思っちゃうんですね。

 

そう言ったときに、時計を見ただけで時刻のわかるトリチウムガスチューブは本当にありがたいんですよね〜。

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↑暗闇の中ではコレでも十分に針が読める。むしろ目をやるだけですぐに判る事がありがたい

 

ちなみに、LED搭載の時計に関しては、一部のモデルに「腕を傾けると自動で点灯する機能」を持ったものがありますので、コレはコレで便利だと思うのですが点灯して欲しくない場合でも腕の傾け具合によって勝手に点灯しますのでそう言った時はいちいちその機能をOFFにしなくてはいけない、ということになりますし、OFFにしたままで寝ちゃうと、夜中に目が覚めたときに役に立たない、というオチがあります。


4.前編のまとめ

今回は

【ラドウェザー】蓄光とは違うのだよ、蓄光とは!トリチウムガスチューブ搭載!!ラドウェザーパイロットウォッチについて熱く語る(前編)

と題してお送りいたしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

前編では

 ・トリチウムガスチューブが発光する原理

 ・夜間の視認性の違い(主に「ぱっと見」での利便性)

に注力して解説しました。

 

後編では、いよいよラドウェザーパイロットウォッチの全貌をご紹介しますよ。

ご期待ください。

 

最後になりましたが、トリチウムがβ崩壊を起こす際に放出するβ線について簡単にお話しします。

β線放射線の一種になります。

放射線と聞くと「え?危険じゃないの?」と思われるかもしれませんが、トリチウムから放出されるβ線のエネルギーは「非常に弱い」モノなのです。

具体的には「人間の皮膚を貫通することができない」のです。

なので時計に搭載されるトリチウム程度のエネルギー量では、人体に影響を与えるほどではないので安心だ、と言われています。

 

 

 

 

 

【セイコー5】SNKE51 ドレッシーモデル!! について熱く語る

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

セイコー5】SNKE51 ドレッシーモデル!! について熱く語る

と題してお送りいたします。

最後まで読んでいってくださいね。

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↑SNKE51 サンバースト処理された文字盤が放射状に輝く

 

 

1.外観の特徴

外観の特徴ですが、なんといっても全身がポリッシュ仕上げされていることで鏡面のようになっている点ですね。

 

ケース表面、ケースサイド、ベゼル、といった一番よく目につく部位のパーツが全てピカピカに鏡面仕上げされているんですよ。

 

ですので周囲の景色が映り込んで、色んな表情を見せてくれます。

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↑ケースサイド、及びベゼルがポリッシュ仕上げで美しい

本当に美しいモデルだと思います。

 

まさに「ドレッシーモデル」に相応しい仕上げとなっています。

 

ビジネスシーンにおいては、着用している人のインテリジェンスを倍増させてくれる情強いアイテムと言えるのではないでしょうか。

 

文字盤はネイビーで、その表面はサンバースト処理されており、光が当たると文字盤が放射状に輝きます。

 

文字盤の上には、多面カットされたステンレス製のバーインデックスが配置されています。

 

長針と短針もステンレスでできており多面カットのバーインデックス共々、光が当たるとキラキラと輝き、文字盤のサンバースト処理と相まって、さらに美しさが倍増します。

 

秒針はステンレス製の細い1本モノとなっております。

 

どの角度から見ても常にキラキラと輝いている、そんな時計です。

2.ムーブメント

ムーブメントはノンスポーツタイプのセイコー5では定番の「7S26」を搭載しております。

 

パワーリザーブは約40時間です。

 

この「7S26」は、前回のSNKE03 「黒い稲妻」編でも書きましたが、セイコーが作り出した低価格帯の機械式ムーブメントの傑作と言っても過言ではない、と私は思っています。

 

安価なのに故障知らずでそこそこ精度が良い。

 

コレ、世界中の時計メーカーを探しても、機械式ムーブメントでコストや精度、安定性といった部分で「7S26」に比肩するモデルはないと思うんですよね。

 

単純に「凄い」って思っちゃいますよね。

 

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3.各種寸法

私が独自にノギスで採寸しました。

 ・ケースサイズ=約37.5ミリ

 ・ケースの厚み=約10.8ミリ

 ・ラグ〜ラグ間=約44.0ミリ

 ・ラグ幅=約20.0ミリ

となっております。

 

スポーツモデルと比べてケース径が小さいので、ビジネスシーンでは結構役に立つアイテムです。

 

ドレッシーモデルの王道といったところでしょうか。

 

最近ではケース径は40mm超が常識となりつつありますが、このSNKE51のような37ミリ前後のモデルというのは大変貴重な存在と言えますね。

 

4.姉妹機の紹介

SNKE51の姉妹機を紹介します。

SNKE51との相違点だけを列記しますね。

 

SNKE53

  • 文字盤が黒

SNKE49

  • 文字盤が白 

SNKE56

  • 文字盤、ケースなど全てのパーツが金色
  • ブレスまで金色

 

5.まとめ

今回は

セイコー5】SNKE51 ドレッシーモデル!! について熱く語る

と題してお送りいたしました。

 

いかがでしたでしょうか?

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↑多面カットのバーインデックスが輝いていいます

 

どの角度から見ても輝きを放ち続けていて、ただ眺めているだけでも時が経つのを忘れてしまいますよね。

 

SNKE51は本当に美しいモデルですよね。 

 

SNKE51だと1万円前後で販売されています。

 

この美しい機械式時計が、1万円前後で手に入るんですよ。

 

コレ、本当に凄いことだと思いませんか?

 

みなさんはどう感じられますか?

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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【セイコー5】SNKE03 黒い稲妻!! について熱く語る

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

セイコー5】SNKE03 黒い稲妻!! について熱く語る

と題してお送りいたします。

最後まで読んでいってくださいね。

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↑SNKE03「黒い稲妻」

 

1.外観の特徴

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↑どこまでも黒く、そしてアグレッシヴ!!

なんと言っても全身を覆う「黒い仕上げ」が凄みを滲ませています。

 ・文字盤は艶消しの黒

 ・しかし、その黒の中に「キラーン」と輝くSUS製の多面カットのバーインデックス

 ・そして、まるで鋭利なナイフのようにエッジを効かせたSUS製の長針&短針

 ・秒針だけは、赤一色

 ・ケース周囲のベゼルとケースサイドは艶加工された黒

 ・ブレスサイドは艶消しのヘアライン仕上げ

 ・ブレス中央はセラミック調の艶を持つ黒

 

ほんとね、もうね、ため息しか出ないわ。

 

SNZGシリーズのようなミリタリーモデルとはまた別の意味で「かっこいい」モデルですよね。

 

ドレッシーなカテゴリーに入るのでしょうけど、でも秒針が赤いんですよ。

時計の中で一番よく動く、つまり一番よく目立つパーツが「赤だけ」で作られているんですよ。

 

「ただのドレッシーモデルとは違うぜ、俺は攻めるぜ」って言っているようですよ。

 

2.ムーブメント

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↑ローターに「7S26」の刻印。マレーシア製のようです。

ムーブメントはセイコー5の代名詞と言っても良い「7S26」です。

 

この7S26というムーブメントは、セイコーの生み出した廉価帯量産機の傑作と言っても良いでしょう。

 

安価でありながら故障知らずで信頼性は抜群。精度もそこそこ良好。

本当に優れもののムーブメントですよね。

 

スペックは

 ・21石(セイコー5スポーツに搭載されている7S36より2石少ない)

 ・パワーリザーブは40時間前後

 ・日差−45秒〜+35秒

と言ったところです。

 

日差に関しては、実際に使用した感想ですが概ね「+5秒前後」ですね。

 

私の所有している機種特有の個体差かもしれませんが、進むことはあっても遅れることはあまりなかったですね。

 

3.各種寸法

各種寸法は下記の通りです。

 ・ケースサイズ=約36.4ミリ

 ・ケースの厚み=約12ミリ

 ・ラグ〜ラグ間=約40.4ミリ

 ・ラグ幅=約10.1ミリ

 

また、防水性能は

 ・50m防水

となっております。

 

セイコー5スポーツ」よりも全体に小ぶりなサイズとなっております。

 

その小ぶりさが、ビジネスシーンでも大活躍してくれることでしょう。

 

むしろ着用している人のインテリジェンスを感じさせる、そんなアイテムだと言えるのではないでしょうか?

 

私としては、就活に勤しむ学生諸君にこそこう言った機械式時計をつけて面接に挑んで欲しいな、と思います。

4.姉妹機の紹介

SNKD97

・このブログで紹介しているモデル「黒い稲妻SNKE03」の黒い部分が全て「白」に置き換わったモデルです。

・別名「白い稲妻」と言われているようです。

・通常、「姉妹機」というからには「SNKE○○」と言った型番の機種をご紹介すべきなのでしょうけど、あえて型番違い「黒白反転モデル」のSNKD97を紹介しました。(これ、姉妹機になると思うのですが・・・)

 

SNKE04

・ベゼル、バーインデックス、長針&短針&秒針、デイデイト表示窓の枠、リューズ、ブレスの中央部分が「金色」

・文字盤が白

「SNKE01=黒い稲妻」と色が違うだけでこんなにも印象が変わるもんなんですね。

 

黒い稲妻がドレッシーな中にも「攻めるぜ」的な雰囲気を漂わせているモデルであるのに対し、全く同じパーツを使っていながら金色に仕上げることで「攻め」のニュアンスが影を潜め、その代わり「エレガントなオーラ」が一気に爆発した、そんなモデルです。

 

う〜ん、SNKD97、SNKE04、どちらも欲しくなってきた(苦笑)

 

コレだから「5沼(ファイブ沼)」って言われるんですよね。

 

5.まとめ

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↑う〜ん、カッコイイ

セイコー5】SNKE03 黒い稲妻!! について熱く語る

と題してお送りいたしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

「黒い稲妻」、本当にかっこいいですよね。

ドレッシーなのに攻めの姿勢を忘れていない、そんなモデルですよね。

 

最近、歳のせいか気がつくと「守り」に入っている自分に気がつくんですよ。

そんな時はSNKE03を身につけて勇気をもらうようにしています。

 

セイコー5は、どのモデルも概ね2万円以下で入手可能なので「あ、かっこいいな」と感じた瞬間が「買い時」(笑)なんですよね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が皆様のお役に立てたら幸いです。

 

【セイコー5】SNZH53 ちょっとレトロなダイバーテイスト満載! について熱く語る

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

セイコー5】SNZH53 ちょっとレトロなダイバーテイスト満載! について熱く語る 

と題してお送りしたいと思います。

最後まで読んでいってくださいね。

1.外観の特徴

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なんと言っても

  • サンバースト処理がされたネイビーの文字盤
  • ステンレス製の多面カットされたバーインデックス
  • ステンレス製の長針&短針&秒針
  • そのスレンレス製の針の上に塗られたスーパールミノバ夜光塗料。
  • ドーム型の風防ガラス
  • ガラス質コーティングが施されたネイビーの逆回転防止ベゼル

と言った諸々の要素が一体となって、本当に上質な雰囲気を醸し出していますね。

 

ため息が出るほど、このSNZH53は綺麗なモデルだと思いますよ。

 

光が当たると、文字盤が放射状にネイビーの輝きを発し、それと同時に多面カットを施されたステンレス製のバーインデックスが眩いほどにキラキラと光り、3針のステンレスパーツのエッジ部分も負けじと輝きを増す……。

 

「綺麗」「美しい」と言った言葉しか浮かばない。

 

自分のボキャブラリーの貧弱さに呆れるしか無いのですが、本当に美しいモデルですよ、このSNZH53は。

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ムーブメントを収めているケース形状は全体にポリッシュ仕上げを施された丸いフォルムで構成されています。

 

この「丸いケースサイド」と言うのが、他のセイコー5とは一線を画した形状となっておりまして、セイコー5スポーツといえば大体がエッジの効いたケースサイドの形状のモデルが多いのですが、このSNZH53は丸く加工されているんですね。

 

この「丸み」が見る角度によってはちょっとレトロな感じを滲ませているんだと思います。

 

レトロ調といえば、美しいツヤを放っているベゼルのデザインも一役買っていると思います。

 

ダイバーズウォッチのベゼルのデザインといえば、スイスの雲上ブランドであるロレックスのサブマリナーやシードゥエラーのようなベゼルのデザインが一般的だと皆が思う事でしょう。

 

しかしセイコー5スポーツSNZH53のベゼルデザインはそう言った「ごく一般的なダイバーズウォッチのベゼルデザインとは違う」んですよ。

 

そこがまた、かっこいいんですよね。

 

コレが2万円以下で手に入るなんて、SNZH53に限った話ではなくセイコー5全体に

言えるのですが本当にコスパに優れたモデルだと思います。

2.ムーブメント

ムーブメントはセイコー5スポーツではお馴染みで安定の「7S36」がインストールされております。

 

パワーリザーブは約40時間。

 

ムーブメントについては「SNZG13」の記事で熱く語っておりますので、そちらをご参照ください。

3.各種寸法

各種寸法は下記の通りです。

  • ケースサイズ=約41.5ミリ
  • ケースの厚み=約13.6ミリ
  • ラグ〜ラグ間=約47.3ミリ
  • ラグ幅=約22ミリ

 

また、防水性能は

  • 100m防水

となっております。

4.逆回転防止ベゼル

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SNZH53はダイバーズ「風」ウォッチですが、装備されているベゼルは本物の

ダイバーズウォッチのそれと、機能面ではなんら遜色のないものとなっております。

 

しかし、ここでお伝えしたいのは「機能面」ではなく、その表面処理について、です。

 

先にも申しましたが、通常のダイバーズウォッチですとベゼル部分の表面の処理は「艶消しの黒」と言ったところでしょう。

 

しかし、このSNZH53のベゼルは、その表面がガラス状のものでコーティング加工されているので、光に反射してキラキラと綺麗に輝くんですよ。

5.姉妹機の紹介

SNZH53には姉妹機がいくつか存在します。

 

姉妹機は全て「SNZH○○」となっており、○○のところに入る数字で差別化が図られています。

 

SNZH51

  • 文字盤がホワイトシルバー
  • ステンレス製インデックス(シルバー)
  • ステンレス製3針(シルバー)
  • 黒ベゼルに銀文字

 

SNZH55 

  • 文字盤が黒      
  • ステンレス製インデックス(シルバー)
  • ステンレス製3針(シルバー)
  • 黒ベゼルに銀文字

 

SNZH57

  • 文字盤が黒
  • ステンレス製インデックス(ゴールド)
  • ステンレス製3針(ゴールド)
  • 黒ベゼルに金文字

 

SNZH59

  • 文字盤が黒
  • ステンレス製インデックス(シルバー)
  • ステンレス製3針(シルバー)
  • 黒ベゼルに銀文字
  • ケース&ブレスが全体的にブラック仕上げ

 

個人的には、やっぱりSNZH53が一番美しい、と思っているのですが、次に琴線に引っ掛かったのがSNZH59ですね。

 

全身ブラック、と言うのがなかなかかっこいいです。

6.まとめ

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 今回は

セイコー5】SNZH53 ちょっとレトロなダイバーテイスト満載! について熱く語る

と題して記事を書きました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

この記事を読んで、少しでもセイコー5に興味を持っていただけたら幸いです。

 

特に若い方には是非ともセイコー5を1本は持っていて欲しいですね。

ほとんどのモデルが2万円以下で購入できるので、機械式時計の入門機として最適だと思うのです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 

 

 

 

 

 

 

【セイコー5】SNZG 13  ミリタリーテイスト満載! について熱く語る

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

 セイコー5】SNZG13 ミリタリーテイスト満載!について熱く語る

と題してお送りいたします。

最後まで読んでいってくださいね。

 

1.外観の特徴

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(↑ピンボケですみません…)

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(↑ケースサイドのまるで鏡のようなポリッシュ仕上げが素敵!!)

なんと言っても

  • 艶消し黒文字盤
  • アラビア数字の白文字
  • 白色スーパールミノバ塗料のバーインデックス
  • 白色スーパールミノバ塗料の短針&長針  
  • 白色塗装&先端だけが赤色塗装の秒針

コレらの要素が、限りなくミリタリー感を醸し出し、なんとも言えぬ「かっこよさ」を演出しています。

 

そして、ムーブメントを収めているケースは

  • ヘアライン仕上げのベゼル&ケース表面
  • ポリッシュ仕上げのケースサイド

となっており、無骨な中にもサイドの鏡面仕上げが上質感を演出しており、カジュアルシーンだけでなくビジネスシーンにおいても十分に使えるアイテムとなっています。

2.ムーブメント

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SNZG13の心臓部であるムーブメントは、セイコーが誇る「7S36」が搭載されています。

 

7S36は「セイコー5スポーツ」と言うカテゴリーの機種に主に搭載されているムーブメントになります。

 

通常の「セイコー5」の主流ムーブメントである「7S26」と言うムーブメントのマイナーチェンジ版になります。(軸受けの人工ルビーが21個から23個に増えた)

 

ゼンマイを最大に巻き上げた場合、パワーリザーブは大体40時間前後です。

 

日差はカタログスペックだと

 ・+45秒〜−35秒

との事。

 

ただし、私が実際に使用しての感想は

 ・概ね+5〜10秒程度

でした。

上記の通り5秒から10秒程度進むことはあっても遅れる、と言うことは一度もないですね。

 

確かにクォーツほどの精度は望むべくもありませんが、日常で使う分には必要にして十分な性能だと思います。

 

週に一度くらいの時刻合わせでOKだと思いますよ。

 

時刻合わせの作業すら楽しい、と感じておりますので。

3.各種寸法

各種寸法は下記の通りです。

  • ケースサイズ=約41ミリ
  • ケースの厚み=約12ミリ
  • ラグ〜ラグ間=約48ミリ
  • ラグ幅=約22ミリ

 

また、防水性能は

  • 100m防水

となっております。

4.裏蓋スケルト

コレはSNZG13だけに限った話ではなく、セイコー5全般に言える事ですが、裏蓋が透明になっており内部の機構がよく見えるんですね。

 

なのでテンプの往復回転運動も丸見え(笑)です。

 

この添付の動きを眺めているだけで時間が経つのを忘れるほどです。

もう何時間でも見つめられる、って言う感じです。(笑)

 

以前にも申しましたが機械式腕時計の魅力って、このテンプの動きに集約されるんじゃないかな、とさえ思えます。

 

機械のはずなのに、妙に脈動感というか生命感を感じさせられるんですよね。

そこに愛着が湧くんですよね。

5.姉妹機の紹介

SNZG13には姉妹機がいくつか存在します。

姉妹機は全て「SNZG○○」となっており、○○のところに入る数字で差別化が図られています。

・SNZG07

        文字盤が艶消しカーキ色

  ベルトがカーキ色のナイロン製

 (SUSブレスのモデルもあり)

    ケース全体が艶消しのマット仕上げ

 

・SNZG09

  文字盤が艶消しオリーブドグリーン

  ベルトがオリーブドグリーンのナイロン製

 (SUSブレスのモデルもあり)

  ケース全体が艶消しのマット仕上げ

 

・SNZG11

  文字盤が艶消しネイビー

  ベルトがネイビーのナイロン製

 (SUSブレスのモデルもあり)

  ケース全体が艶消しのマット仕上げ

 

・SNZG15

  文字盤が艶消し黒

  ベルトが黒のナイロン製

 (SUSブレスのモデルもあり) 

  ケース全体が艶消しのマット仕上げ

 

・SNZG17

  文字盤が艶消し黒

  ブレスが黒のSUS製

  ケース表面がヘアライン仕上げの黒色

  ケース側面がポリッシュ仕上げの黒色

 

ベルトの素材や文字盤の色が違うだけで随分と印象も変わって見えるものですね。

6.まとめ

今回は

  セイコー5】SNZG13 ミリタリーテイスト満載!について熱く語る」

と題してお送りいたしました。

いかがでしたでしょうか?

 

私は50代でして、SNZG13を腕に巻いてちょくちょく仕事にいくことがあるのですが全く違和感なく使えています。

ビジネスシーンでもカジュアルでも、オールラウンドに使える「優れ物」のモデルといえるでしょう。

 

ミリタリーなテイストを全身から醸し出しながら、でもどこか上質な雰囲気も残している、そんなヤツなんですよ、SNZG13ってモデルは。

 

もし、コレがデジタル時計だったら客先の打ち合わせ等で「50過ぎのええ歳したおっさんがデジタルって…」って商談相手に思われてしまうかもしれません。

 

デジタル時計が悪い、と言っているのでは無いのですが、でも、やはり年相応の腕時計というものがあると思います。

 

そういう意味で言うと

 ・ええ歳してるんだから「雲上モデル」くらい付けろよ

と言うご指摘があるでしょう。

 

十分理解できますよ。その通りだと思います。

 

でも、セイコー5にはセイコー5にしかない別の魅力があって若者から私のようなおっさんまで、年齢に関係なく気軽につける事が出来るんですよね。

 

で、商談相手にも嫌味な感じを与えない、と言う非常に「優秀なアイテム」なんですよね。

 

そこが、雲上モデルとの1番の違いかな、と。

 

まあ、雲上モデルを1台も持っていない私が言っても説得力にかけるのですが…(笑)

 

とにかくSNZH13は

 ・かっこいい

の一言で全てが片付く、と言っても過言ではない1品ではないかと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。 

セイコー5を買おうかどうしようかと迷っておられる方のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

【セイコー5】機械式腕時計の仕組み

 


みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

 セイコー5】機械式腕時計の仕組み

と題してお送りいたします。

最後まで読んでいってくださいね。

1.機械式腕時計の仕組み

機械式時計の動力源は、ズバリ「ゼンマイ」になります。

十分に巻き上げられたゼンマイが元に戻ろうとする力を「回転力」に変換することで歯車を回すのです。

あとは歯車から歯車へと回転力が伝達され、最終的に秒針、分針、時針が動くようになります。

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引用:https://www.j-tajima.com/hpgen/HPB/entries/3.html

YouTubeで非常にわかりやすい動画がありました。

是非ご覧ください。

www.youtube.com

引用:https://www.youtube.com/watch?v=Fh_8BFDcEkg

 

2.ゼンマイの構造

時計を駆動させるためのゼンマイは「香箱車」という歯車の中に入っています。

この「香箱車」の中のゼンマイを巻き上げることで、動力が生まれます。

ゼンマイを巻き上げる機構には2種類あり、一つは「手巻き」と言って「リューズでゼンマイを巻き上げる」方法と、もう一つは「自動巻き」と言って腕の動きによって「時計内部のローターが回転してゼンマイを巻き上げる」方法です。

 

リューズは「竜頭」と表現する場合もあります。3時の位置についているモノがそれです。

時計の種類によってはリューズが4時の位置についていたり、9時の位置についていたりしているケースもあります。

 

下の写真の赤丸で囲った部分がリューズです。

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引用:https://item.rakuten.co.jp/hnshop/snzh53k1/

注意:写真のモデルはSEIKO5SPORTSのSNZH53になります。

このモデルは手巻き機構がなく自動巻のみ、となっております。

したがってリューズを回してゼンマイを巻き上げる、ということはできません。

あくまで「リューズというのはコレですよ」という説明のための画像になります。

 

もう一つの方法である「自動巻き」のローターが下の写真の赤丸の部分になります。

 

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 この赤丸で囲われた「半月状」のパーツが腕の動きによってクルクルと回転してゼンマイを巻き上げてくれます。

 

腕が動くと、腕と一緒に時計本体も動きますよね。その時計本体が動くたびに内部でローターがクルリくるりと左右に回転し、ゼンマイを自動で巻き上げてくれるのです。

 

巻き上げられたゼンマイが元に戻ろうとする力で自身が収められている「香箱車」を回転させます。

 

香箱車の外周はギザギザ状の歯車になっており、その歯車は「2番車」と噛み合っており、香箱車が回転することで2番車も回転します。

 

2番車には「長針」が付けられています。

 

長針は1時間で1回転しますので、すなわち2番車も1時間で1回転するようなギア比でなければなりません。

3.各歯車が正確に回転する仕組み

 「1時間で1回転するような歯車」と書きましたが、そもそも歯車の回転速度はどうやってコントロールしているのでしょうか?

 

その鍵を握るパーツが「テンプ」と言われるモノです。

 

テンプの中にもヒゲゼンマイが仕込まれておりますが、このヒゲゼンマイは香箱車のゼンマイと異なり、テンプを回転させるためだけの動力として使用されるモノです。

 

このヒゲゼンマイのおかげでテンプが回転します。

 

ただ、テンプは1方向だけに回転するのではなく「右回転」」「左回転」を激しく繰り返すようにできています。

(便宜上、ここでは「往復回転運動」と呼ぶことにします)

 

この動きは「振り子時計」でいうところの「振り子」と同じ役割を担っています。

テンプの先には「アンクル」というパーツがついており、アンクルは「ガンギ車」と噛み合うようになります。

 

ガンギ車には香箱車のゼンマイからの駆動力が伝達されています。

 

なので、なんの制御機構もなければ駆動用ゼンマイは一気にその力を解放し全ての歯車が一瞬のうちに回転して終わってしまう事でしょう。

 

そうなってしまうと時計の意味がありませんよね。

 

だから、香箱車の駆動用動力が伝達されている「ガンギ車」をアンクルの爪で引っ掛ける事で一気に回転することを防止しているのです。

 

そのアンクルの動きを制御しているのが「テンプ」なのです。

だから

 ・テンプが正確に往復回転運動をする

 ・テンプの先についているアンクルも正確な動きでガンギ車を引っ掛ける

 ・ガンギ車はその動きをアンクルによって正確にコントロールされる

 ・ガンギ車と噛み合っている各種の歯車も正確に動くようになる

という流れになるのです。

 

あとはギア比の設定だけの話になりますね。

 

ガンギ車の正確な動きに合わせて

 ・秒針=1分間に1回転するようなギア比を持った歯車の先につける

 ・長針=1時間に1回転するようなギア比を持った歯車の軸につける

 ・短針=12時間で1回転するようなギア比を持った歯車の軸につける

事で、正確な時間を指し示すことができるようになります。

 

大雑把な説明ですが、コレが「機械式腕時計の仕組み」になります。

4.まとめ

今回は「【セイコー5】機械式腕時計の仕組み」と題して記事を書きました。

やっぱり文章でお伝えするのはなかなか難しいですね。

でも、機械式時計はゼンマイと歯車だけで動くんだ、という仕組みはご理解いただけたかと思います。

 

この記事を読んで機械式腕時計に興味を持っていただけたら、本当に嬉しいです。

 

その時は、安価に入手可能な「セイコー5」をお勧めしますよ。

 

セイコー5は、そのラインナップが非常に豊富なのできっとお気に入りの1品が見つかることでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。 

 

 

【セイコー5】おすすめ機種はこれ!

みなさん、当ブログをご訪問くださりありがとうございます。

今回は

 セイコー5】おすすめ機種はこれ!

と題して、多数のラインナップを誇ることで有名な「セイコー5」の中から「コレだ!」という機種をご紹介していきたいと思います。

 

 

1.ビジネスシーンでのおすすめ機種はこれ!

ビジネスシーンとくれば、ドレッシーモデルが定番ですよね。

 

SNKE 51

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引用:https://item.rakuten.co.jp/seiko3s/snke51k1/

 

最近ではスポーティーなモデルを着けるビジネスマンも多いですがドレッシーモデルなら、大切な商談の場で相手に嫌味を与えることもありませんよね。

 

このSNKE51はサンバースト加工が施されたネイビー色の文字盤と、ステンレス製でキラキラと輝くバーインデックス、ポリッシュ仕上げで鏡のように映り込むベゼルの組み合わせが本当に綺麗で、それでいてケース径が37mmとちょっと控えめなサイズなので、着けている人のインテリジェンスを感じさせる仕上がりになっています。

 

さりげなく主張できるドレッシーモデルだからこそむしろあなたの印象を上げてくれる、そんな頼もしいアイテムとなるのではないでしょうか? 

SNKE03

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引用:https://item.rakuten.co.jp/asr/snke03k1/

先ほどのSNKE51とはうって変わって、黒いモデルなので驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。このモデルはSNKE03と言いまして世間では別名「黒い稲妻」と呼ばれているモデルになります。

 

ビジネスシーンで黒い時計というのはいかがなものか、という意見もあるかもしれませんが、実はコレ、ビジネスシーンと驚くほど似合うんです。

 

文字盤、ベゼル、ブレス、全てが黒一色なので、インデックスと長針短針のステンレスが放つ輝きがより一層際立ちます。

 

また、時計というモノのなかで一番よく動いて見える秒針だけが「赤」というのもなかなかいいアクセントになっていますね。

 

「落ち着き感」を与えつつ赤い秒針がチラリちらりと「攻めの姿勢」を感じさせる

そんなモデルです。

 

2.カジュアルなシーンでのおすすめ機種はコレ!

カジュアルなシーンで一推しはスポーツモデルで決まりです。

SNZG13

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引用:https://item.rakuten.co.jp/tokeishop/snzg13k1/

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引用:https://item.rakuten.co.jp/hnshop/15624/

オフシーンで付けるセイコー5と言ったらコレしかない、と言っても過言ではないでしょう。

 

SNZG13はセイコー5のラインナップの中では「スポーツ」と言われているカテコリーに属するモデルです。

 

通常の「セイコー5」と比べるとケースの外径が一回り大きくなっています。

 

黒い文字盤に白文字アラビア数字・白い針・先端だけが赤い秒針…と、どれをとってもミリタリーテイストが溢れ出ている一品ですね。

 

カッコイイ、という言葉がぴったりと当てはまるモデルです。

 

 

SNZH 53

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引用:https://item.rakuten.co.jp/hnshop/snzh53k1/

SNZH53はちょっとレトロ感漂うデザインのモデルになります。

ネイビーの文字盤はサンバースト処理がされているので、光が当たると放射状に美しく輝きます。

 

ベゼルはガラス状のコーティングが施され上質な艶のある仕上げとなっています。

風防ガラスは曲面状、いわゆるドーム型と言われる形状に仕上げられています。

ケースのサイドはポリッシュ仕上げで、まるで鏡のようです。

 

全てのパーツがどれをとっても本当に美しい仕上げが施されていて、ずっと眺めていても飽きが来ませんね。

 

3.まとめ

シーン別におすすめの機種を推挙しましたが、実はコレって正解がないんですよね。

時計を身につける本人が「コレがイイ」って思ったモデルが正解なんですよ。

 

そう言った意味ではセイコー5はどのモデルも安価に入手可能ですので、1本と言わず、気に入ったモデルがあれば2本3本と、どんどん買い足して行って、その日の気分に

合わせてモデルをチョイスする、なんて楽しみも味わう事が出来るんですよね。

 

今回は【セイコー5】おすすめ機種はこれ!と題して記事を書きました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

コレからセイコー5を買うぞ!と言った方の参考になれば幸いです。